SARABiO温泉微生物研究所は9月1日、「ペットのための防災対策に関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月1日〜10日、犬猫飼育者である20代〜60代の男女300人を対象に行われたもの。
まず、ペットの防災対策をしているか聞いたところ、犬を飼っている層では「徹底している」は1%、「それなりにしている」は34%、猫を飼っている層では「徹底している」は4%、「それなりにしている」は32%となった。
防災対策をしている人に、どのような対策をしているか尋ねてみた。すると、犬の場合は「マイクロチップを装着している」、猫の場合は「ハーネスを嫌がらないように、日頃から付けてる練習をしている」がそれぞれ最多に。
近隣のペット可の避難所や避難経路を把握しているか聞いてみると、89%が「把握していない」と回答した。
ペットの同行非難訓練に参加した経験に関しては、「参加してことがある」の回答はわずか1%であった。
災害があった際の最も心配なことについては、「避難時や避難後の環境変化によるストレス」が81%で最も多く、次いで「食料が十分かどうか」(10%)。「他の犬猫との共生」(6%)、「逃げ出してしまわないか」(3%)が続いた。