EV-LANDは9月2日、「子どもの送り迎え」に関する調査結果を発表した。調査は8月24日、乗り物を使って子どもの送り迎えをしている親御さん1,023名を対象にインターネットで行われた。
普段お子さんを送り迎えする際、利用している交通手段を教えてもらったところ、「自動車」(87.7%)が9割近くを占め、次いで「自転車」(21.4%)、「公共交通機関(電車・バスなど)」(3.8%)という結果に。送迎の場面としては、「保育園・幼稚園」(48.4%)や「習い事」(46.7%)、「学校」(32.6%)が多いよう。
そこで、「お子さんの送り迎えは週に何日していますか?」と質問したところ、4割以上が「週5日以上」(44.3%)と回答。1日あたりの送迎時間は、「10分~30分未満」(55.7%)が最も多く、次いで「10分未満」(22.2%)、「30分~1時間未満」(16.3%)と続いた。
次に、「お子さんの送り迎えで大変だと思うこと」を聞いたところ、「悪天候時に送り迎えすること」(49.1%)がダントツに多く、次いで「終わるまで待機すること」(12.4%)、「送り迎えの時間が兄弟で違うこと」(12.3%)が上位に。
そこで、「お子さんの習い事や学校などの定期的な送り迎えはいつ頃まで必要だと思いますか?」と質問したところ、「小学校5~6年生」(23.5%)や「中学生」(21.5%)まで必要と考える人も多かったが、最多は「高校生以上」(24.4%)で、実に4人に1人。お子さんがある程度大きくなっても、帰りが遅くなった時や悪天候時などに不安を感じているほか、送迎をする理由について「新型コロナウイルス感染防止」を挙げる人も一定数見受けられた。
最後に、「今の時期のお子さんの送り迎えをしていて不安なことを教えてください」と質問したところ、「子どもやご自身が事故に巻き込まれる心配があること」(59.1%)、「急用等で子どもの送り迎えができない時の対応策がないこと」(40.2%)、「公共交通機関を利用することによる、ウイルス感染のリスク」(18.1%)が上位に並んだ。