プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」(宮城県仙台市)では、球場内が「完全キャッシュレス」となっている。球場内のチケット購入・売店・グッズ売り場、そしてゲームコーナーや売り子さんのビール販売までもすべてキャッシュレス! どのような感じなのか? 体験してきた。
チケットもレス! アプリでスムーズに入場できる
まずは球場内への入場から……チケットは公式アプリ「At Eagles」アプリと連携することで、アプリ上で入場するためのQRコードを表示することができる。
紙のチケットは紛失してしまったり、一時的に外に出る際に置き忘れてしまったりして「あっ、再入場できない!」と焦ることも。スマホアプリで管理することができればそうした心配もない。
ショップのグッズもスムーズ購入
続いてはグッズショップ。試合前にユニフォームやグッズを購入したいが、混雑することもある……。しかしキャッシュレスだからか、かなり会計の列はスムーズな印象だった。
ゲームコーナーもキャッシュレス
楽天オリジナルグッズの景品がたくさん揃うゲームコーナーもキャッシュレス! 大人気だという自分の名前入りのユニフォームキーホルダーや、クレーンゲーム、カプセルトイもすべてキャッシュレスで使用することができる。
小銭がなくともどんどん遊べてしまうのでつい夢中になってしまいそう。使いすぎには注意が必要かも。
ビールの売り子さんもキャッシュレス
試合観戦の楽しみの一つでもある、売り子さんから買うビール。こちらももちろんキャッシュレスということで、決済方法は楽天Pay・Edy・クレジットカード・交通系が利用可能。
観客席でUber Eatsも使える
観客席では8月23日から導入された「Uber Eats(ウーバーイーツ)」を使ったサービスも。Uber Eatsを通じて球場内にあるスタジアムグルメを注文・会計することができる。
「キャッシュレスは慣れていない」という人でも大丈夫
これだけキャッシュレス対応していると便利な反面、「普段キャッシュレスしない」「現金しか持っていない」という方は不安になるかもしれない。しかしそんな方のために球場内ではEdyの貸し出しを行っており、Edyへチャージして球場内で使用することができる。
球場内にはEdyのチャージができる場所がなんと20カ所あり、有人の「キャッシュレスデスク」では使い方やチャージ方法を教えてくれる。東北楽天ゴールデンイーグルスオリジナルEdyの販売もされているのでファンは必見。さらに、お子様には「球場内でキャッシュレスでのおつかい体験をしてほしい」とEdyのプレゼントも行っている。
球場内ホテルのチェックイン&アウトも無人で
楽天生命パーク宮城内にある宿泊施設「Rakuten STAY x EAGLES」は無人でのチェックイン&アウトが可能。宿泊者専用のBBQスペースなどもあり、完全プライベート空間から試合観戦も可能だ。
できるだけ身軽に動きたい球場内で、スマホひとつあれば何でもできるというのはとても便利。さまざまなサービスをスマート&スムーズに楽しみ、試合にも集中できるキャッシュレス、観戦の機会にぜひ体験してみてほしい。