俳優の瀬戸康史が、日本テレビ系ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(10月スタート、毎週日曜22:30~)に出演する。
相沢沙呼氏による累計50万部突破のヒット小説『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社文庫)が原作のこのドラマは、“霊が視える”という能力を持つ城塚翡翠(じょうづかひすい/清原)が、死者からのヒントを頼りに「霊媒探偵」として難解な事件と向き合っていく物語。霊視には証拠能力がないため、誰からも信じてもらうことができないが、どんな方法で事件を解決に導くのかが見どころとなる。
瀬戸が演じるのは、翡翠と共に事件に立ち向かう推理作家・香月史郎。ずば抜けた推理力を持つ香月は、翡翠と出会い、孤独な彼女の健気な姿に惹かれていく。その洞察力の鋭さを買われて、警察の捜査に協力していくが…。
清原とはドラマ『透明なゆりかご』(NHK、18年)以来4年ぶりのタッグとなる瀬戸。今回の再共演について、「(前作の頃から)お芝居がとても上手だなと感じていました」「“降霊”のシーンを今から楽しみにしています!」とコメントし、清原も「あの頃とはまた違った役柄の距離感で、胸を張って現場でご一緒できるように頑張りたいと思っています!」と気持ちを新たにした。
コメント全文は、以下の通り。
■瀬戸康史
原作を読んで、とても面白かったです。一気に引き込まれて、まんまと作者の思惑にはまった感じもありました。
僕が演じる推理作家の香月史郎は、優しい男で、主人公の城塚翡翠とは共にお互いの足りない部分を補って事件を解決していく間柄なので、いいバディになれればと考えています。
翡翠を演じる清原果耶さんは、彼女が10代の頃にもご一緒したことがあって、その頃からお芝居がとても上手だなと感じていました。清原さん演じる翡翠は霊媒師なので、ガラッと人格が切り替わる“降霊”のシーンがあるんです。普段の彼女からお芝居になった時のスイッチの入り方は、以前ご一緒した時にもすごいと思っていたので、そのシーンは今から楽しみにしています!
作品としては、毎回次週が楽しみなだけでなく、リピートして何度も見たくなるような内容になると感じています。出演者も信頼してお芝居できる人たちが集まっていると思うので、ぜひ放送を楽しみにしていてください。
■清原果耶
4年前に『透明なゆりかご』というドラマで共演させていただきました。その際には、撮影中たわいのないこともたくさん話してくださったり、困った時に相談したらアドバイスをくださったり、本当に優しくしていただきました。今回またご一緒できるのが心から嬉しいという思いと、あの頃とはまた違った役柄の距離感で、胸を張って現場でご一緒できるように頑張りたいと思っています!
■古林茉莉プロデューサー
聡明さに加えて柔和なお人柄、そして三谷幸喜さんやケラリーノ・サンドロヴィッチさんといったレジェンド演出家たちに愛され続ける演技力。今回、瀬戸さんが香月役でこの作品に加わって下さることをスタッフ一同とても心強く感じています。香月は、主人公である翡翠を動かしていく、この物語の鍵ともなる人物です。翡翠が提示する“霊視”の先を、自身の推理力で必死に見つめていこうとする香月の姿を、きっと瀬戸さんならば素敵な解釈とお芝居で演じて下さると今から確信しています。清原さん瀬戸さんとともに作り上げていく驚きの物語に、ぜひご期待ください。