JR九州は西九州新幹線の開業に合わせ、9月23日から在来線の特急「リレーかもめ」を運転開始する。博多~武雄温泉間を中心に、定期列車・臨時列車ともに7割以上を787系(8両編成)で運転する予定。一部列車で885系(6両編成)も使用される。
特急「リレーかもめ」は定期列車を上下計34本(下り18本・上り16本)設定したほか、金曜日および土休日に臨時列車も上下計8本(下り4本・上り4本)設定。武雄温泉駅で西九州新幹線「かもめ」と同一ホーム乗換えが可能な「対面乗換方式」による運転を実施し、同駅接続の新幹線と在来線特急列車を1本の列車として案内する。
「リレーかもめ」の使用車両は885系6両編成または787系8両編成。9月23日以降、定期列車34本のうち26本(下り14本・上り12本)を787系、8本(下り4本・上り4本)を885系、臨時列車8本のうち6本(下り3本・上り3本)を787系、2本(下り1本・上り1本)を885系で運転予定としており、編成両数の多い787系がおもに使用されることになる。
下りは定期列車の博多駅10時4分発「リレーかもめ17号」、博多駅17時0分発「リレーかもめ45号」、博多駅18時0分発「リレーかもめ49号」、博多駅19時0分発「リレーかもめ53号」、臨時列車の博多駅12時3分発「リレーかもめ83号」を885系で運転。上りは定期列車の武雄温泉駅11時17分発「リレーかもめ20号」、武雄温泉駅18時15分発「リレーかもめ48号」、武雄温泉駅19時15分発「リレーかもめ52号」、武雄温泉駅20時18分発「リレーかもめ56号」、臨時列車の武雄温泉駅13時47分発「リレーかもめ84号」を885系で運転する。他の「リレーかもめ」は787系で運転される。