「締め切りが間に合わないときの言い訳」や、「仕事の依頼を断りたいときの文章」をAIが作ってくれるツールがあると、話題となっている。どう断ればいいのか……わからないアレやコレは多いから、こういったツールは画期的だ。

  • あの、言い難いんですが… AIが「断りの文章」を作ってくれるツールがあるらしいです

    「Catchy」。様々な文章を生成できるツール

話題となっているのは、デジタルレシピが提供するライティングアシスタントツール「Catchy」だ。ツール自体は2022年6月30日に公開されたものなのだが、ここにきて話題となったきっかけは、同社のCTO・ふるかわしょーいちさんのツイッター投稿だ。当該ツイートでは「...きこえますか...AIのためのAIでバズったCatchyです...実はクリエイターのための『締め切りが間に合わないときの言い訳』や...『仕事の依頼を断りたいときの文章』が作れるAIがあるんです......返信に悩む必要はもうないのです...本当はこっちがバズって欲しいのです...」とコメントとともに、改めて「Catchy」を紹介している。

Catchy」には、「商品説明文」や「本の帯」など様々なカテゴリーがあり、そこにキーワードや文章を入力すると、AIが最適な文章を生成してくれる。

そのCatchyで、「断りの文章」を制作したい場合は、ツールのカテゴリーで「断る文章」を選択。そして相手から送られてきた文章を入力して、「作成する」ボタンを押し、数秒待つのみだ。するとCatchyのAIが、はっきりとした断りの文章を自動生成してくれる。自分で断りの文章を書くと曖昧な表現が多くなりがちな人にとっては、画期的なツールかもしれない。なお、「Catchy」は、無制限使い放題でサポートもついた月額9,800円のPro版のほか、使用数に制限がある無料版も用意しており、気軽に使い勝手を試すこともできる。

  • 試しに生成してみた。はっきりとした表現で断り文章を生成してくれた

このほか「Catchy」には、画像生成AI「Midjourney」などで「適切な画像を生成するための文章」を作成してくれる機能もある。

  • 今話題の「Midjourney」に最適な文章も生成してくれる

ネット上では「最高すぎませんか!?」「この断わりの文句、神がかってますね!」などの声が寄せられた。