『Pokémon GO(ポケモンGO)』のゲーム内イベント「Pokémon GO Fest (ポケモンGOフェスト)2022: フィナーレ」が2022年8月27日に開催されました。ライター岡安と編集安川がイベントの内容を振り返ります。
マッシブーンとフェローチェが初登場、スカーフを巻いたピカチュウも
岡安:いやー、行ってきました。
安川:いきなりですね。何ですか。
岡安:ポケモンGOフェストですよ。
安川:北海道に行ったのは、この前もうやりましたよ。
岡安:いやいや、今回はフィナーレですよ。8月27日に10時から18時まで行われたんです。今年のポケモンGOフェストは、6月に開催したオンラインのグローバルイベントと、8月に開催したポケモンGOフェスト 2022 Sapporoと、今回のフィナーレの3部構成だったんですよ。
安川:ああ、そうでした。フィナーレのことをすっかり忘れていました。あれですよね、Sapporoに参加した人は無料で参加できるって話でしたよね。
岡安:そうです、6月に参加した人も無料です。今回のみ参加の場合、AppStoreで1,340円、GooglePlayで1,640円の有料チケット購入が必要です。
安川:フィナーレだけでもそこそこの値段ですね。逆に考えると、6月か8月の有料イベントに参加した人は、フィナーレに参加しないと損な気分です。とはいえ、メインはやはりSapporoでしょうから、規模的には小さかったんじゃないですか。
岡安:まあ、今回はどこでもプレイ可能だったので、リアルな街との連携などはありませんでした。あのお祭り感がないのは残念でしたけど、しかたないですね。その分、誰でも参加できますから。
安川:イベント的にはどんな感じでしたか。
岡安:スペシャルリサーチとか、初登場のポケモンとか、初登場の色違いポケモンとか、時間帯で生息地が変化して野生のポケモンの出現が変わるとかですね。これは、チケットをもっていない人も恩恵が得られました。レイドは、マッシブーン、フェローチェ、デンジュモクが出現しました。マッシブーンとフェローチェは初登場ですね。デンジュモクはSapporoでも出ましたけど、イベント参加していない人にとっては初のポケモンです。
安川:有料チケット保有者にはどんな特典があったんですか。
岡安:野生やおこうから出現する色違いポケモンの出現率が上がったり、おこうからアンノーンやヒヤップ、バオップなどが出現したりですね。あと、アンノーンはNとXが出現したんですけど、これの色違いは初実装でした。
安川:おお、それは良いですね。NとXの色違いはゲットできました?
岡安:Sapporoのときのように、正時でアンノーンが大量出現するかと思ったんですけど、それはなかったですね。おこうからの出現では残念ながら色違いを見かけることはありませんでした。
安川:なるほど。まあ、あれは特別だったんでしょう。
岡安:あとは、無料レイドパスが最大9枚までもらえたり、たまごの孵化の距離が半減したりといった効果もありました。また、スペシャルリサーチはチケット保有者にのみ、もう1つありました。6つのタスクがあったんですけど、時間の経過によって開放される感じでした。
安川:出現するポケモンの生息地が変化するのに合わせていたんですね。そうなると最後の2つのタスクは残り2時間でやらなくてはならなくなりますね。
岡安:いえいえ、期限のないスペシャルリサーチでしたり、Sapporoのように場所限定のタスクとかもなかったので、まあ、ゆっくりやりました。最後の1つが終わるまで1週間かかりましたし。
安川:ほほぉ。やはり最後はシェイミーが出るんですか。
岡安:そうです。スカイフォルムのシェイミーが出ました。途中で、マッシブーンやフェローチェ、デンジュモクもゲットできましたよ。
『ピクミンブルーム』の追加コミュニティデイも同時に開催
安川:Sapporoのときはかなり色違いがゲットできてましたけど、今回はどうでした。
岡安:今回は最後の2時間があまりできなかったのと、途中、ゲームが立ち上がらなくなった時間があったので、5匹だけでした。
安川:え、通信障害があったんですか。
岡安:いえいえ、障害っていうより人多すぎって感じでした。実はですね、この日って『ピクミンブルーム』の追加コミュニティデイがあったんです。8月13日に行われる予定だったんですけど、台風の影響があったので、27日も追加で行われました。で、このコミュニティデイって、ちょっと特殊で特定の公園だとアプリ内ボーナスが発生したんです。
安川:ほうほう。
岡安:ビッグフラワーの開花時間が15分に短縮されたりするんですが、何と言っても公園で獲得できるデコの苗が四つ葉のクローバーが確定する大きな苗をゲットできたんです。『ポケモンGO』で言ったら、色違い確定のたまごがゲットできるようなものです。
安川:それはゲットするしかないですね。
岡安:そうなんです。で、東京だと代々木公園と上野恩賜公園の2カ所だけだったんですよ。で、私は上野恩賜公園に行ったわけですが、『ポケモンGO』トレーナーと『ピクミンブルーム』のプレイヤーが集結したうえに、そもそも観光地の上野恩賜公園には動物園目当てやビアフェス目当て、美術館目当てなど、さまざまな人が押し寄せていて、普通にスマホがつながりにくくなってしまったってわけです。
安川:ああ、なるほど。中継車は来てなかったんですかね。
岡安:見てないですね。まあ、つながりにくくなっていたのは、動物園のメインゲートの前の広場あたりだけだったので、不忍池とかに行けばマシになりましたけど。あと、上野恩賜公園に行ったのは、『ピクミンブルーム』にとって、かなりのレアデコを獲得できる場所なんですよね。
安川:そうなんですか。
岡安:『ピクミンブルーム』は苗を獲得した場所によって、デコの種類が決まるんですよ。大抵が道ばたになるんですけど、スーパーの近くとか、コンビニの近くなら、それらのデコがゲットできるんです。で、中々見かけないデコの種類として、動物園、美術館があるんです。私が住んでいる近くだと山はみませんし、森もそこそこレアですね。なので、歩いているだけで、それらのデコのピクミンが獲得できる可能性があるので、上野恩賜公園はお宝の山って感じです。
安川:そういえば、『ポケモンGO』の初期も不忍池で、ミニリュウが出現するってことで、人が集まっていましたね。一時期、それで『ポケモンGO』トレーナーの入園禁止みたくなってましたけど。
岡安:まあ、そんな感じで、動物園目当てで入り口にいたのが良くなかったです。
安川:なるほど、じゃあ、広場でちょっと粘っちゃったんですね。
岡安:通信障害かと思って、Twitterを確認しようとしたら、Twitterもつながらなくて。これって『ポケモンGO』や『ピクミンブルーム』じゃなくて、キャリアの通信のほうだとわかり、そこから移動しました。
安川:上野恩賜公園侮りがたし。
岡安:あとはすごく暑かったっていうのもありますね。スマホが熱暴走一歩手前みたいな感じでしたし。でも、がんばったおかげで、四つ葉のクローバーデコを1つですが、獲得できました。
安川:フィンガーボードデコも同時にやっていたんですよね。同時に獲得できたのは良かったですね。
岡安:「1万歩」歩かないと次の苗が出ませんからね。結構大変です。
安川:で、『ポケモンGO』の色違いは何が取れたんです?
岡安:ウソッキー、コロボーシ、ズガイドス、タマゲタケ、チョボマキの5匹ですね。初ゲットはタマゲタケとチョボマキです。ムンナとかスカーフピカチュウとか、初出の色違いは相変わらず取れませんでした。
安川:新しいのが取れただけ良かったですね。
岡安:まあ、そうですね。とりあえず、これで今年のポケモンGOフェストは終了ですね。今年は久々にリアルイベントの開催で、北海道まで行ってきましたから、感慨深いです。
安川:まあ、細かいイベントはこれからも出てくるんでしょうけど。そうそう、この記事ですが、これまで「アフター5でポケモンGO」のタイトルで連載していたんですけど、これからは位置ゲーであればなんでも扱おうと思っています。連載を引き継いだときから一度も「アフター5要素」ありませんでしたし。
岡安:なるほど。じゃあ、今回『ピクミンブルーム』の話をしたのもその範疇ってことですね。
安川:そうです。あと、岡安さんは『ドラクエウォーク』もプレイしていますよね。それも扱っていければと思います。
岡安:かしこまりです。