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【この記事のエキスパート】
料理ライター:山田 由紀子
栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。
短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。
出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。
日本に伝来してから、独自の発展を遂げ、今では私たちの生活に欠かすことのできないお茶文化。お茶には、煎茶、番茶、抹茶、ほうじ茶、ウーロン茶などさまざまな種類があります。この記事では、24本入りお茶の選び方やおすすめ商品をご紹介します。
お茶の栄養素とは
もともと、中国にルーツを持つお茶。日本でお茶が普及したのは、鎌倉時代に栄西が宋に二度渡り、帰国の際に臨済宗とともに、お茶を持ち帰ったのがきっかけとされています。
そんなお茶には、たくさんの栄養素が含まれています。なかでも、カテキン、テアニン、カフェイン、ビタミンが代表的に知られているものです。これらの成分は、私たちの日々の生活をサポートする効果が期待できるものばかりです。成分ごとの効能や特徴も把握しておくと、より深く日本茶の世界に夢中になるはずです。
お茶の種類は3つ
お茶の種類は「不発酵茶」「発酵茶」「半発酵茶」の3つに分類され、製造方法の違いによってそれぞれ味わいや香りも異なります。
不発酵茶(緑茶)
「不発酵茶(緑茶)」とは、摘み取った茶葉をすぐに加熱させて、発酵させずに作ったお茶のこと。煎茶や抹茶、玄米茶、ほうじ茶などが含まれます。なかでも、煎茶は日本でいちばんポピュラーで人気のあるお茶です。摘み取った茶葉をすぐに蒸し、揉んで乾燥させてから作られています。
「発酵茶」(紅茶)
「発酵茶」(紅茶)とは、摘み取った茶葉の水分を除き、一定期間干して完全に発酵させ、乾燥させてから作るお茶のこと。完全に発酵していることから、「完全発酵茶」「全発酵茶」などとも呼ばれています。世界で生産されるお茶の7割が発酵茶と言われています。芳ばしい香りと渋みのある味わいが特徴です。
「半発酵茶(ウーロン茶)」
「半発酵茶(ウーロン茶)」とは、摘み取った茶葉をある程度発酵させ、加熱処理を行った後、発酵を途中で止めて作られたお茶のこと。代表的な例でいうと、烏龍茶になります。発酵の進行度合いによって、「白茶(パイチャ)」「黄茶(ファンチャ)」「青茶(チンチャ)」などにも分けられます。
お茶の選び方
お茶の選び方をご紹介します。ポイントは下記の4つ。
【1】味わい
【2】栽培方法の違い
【3】健康志向なら「トクホ飲料」
【4】妊娠、授乳中の方はカフェインレス