公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が8月30日、2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の二次創作ガイドライン(pdfが開きます)を公開した。ネットではさっそく「着実に神としての信仰を広めていってる」「脈々と侵略してるの草」などと話題になっている。
同協会は本件について、「皆様に二次創作活動を楽しんでいただき、より一層、大阪・関西万博に関心を寄せていただきたいと考えています。」とコメント。ガイドラインについては「二次創作活動および二次創作物を複製及び公衆送信することを、非営利目的かつ個人的な利用の場合に限り、非独占的に許諾いたします。」と説明した。
許諾される使用例としては、非営利目的で「ミャクミャク」に似たデザインの作品(絵画や、デジタル画像、ぬいぐるみ、衣装等)を制作したり、「ミャクミャク」の二次創作物の画像や動画を個人のSNSやブログに投稿したりすることだそう。一方で、許諾されない使用例としては、営利目的で「ミャクミャク」の二次創作物がデザインされたTシャツやぬいぐるみなどのグッズを販売したり、企業の宣伝広告などに「ミャクミャク」の二次創作物を使用したりすることだそう。
「ミャクミャク」という愛称は今年7月に決まったが、ネット上では畏怖や畏敬の念を込めてか、「ミャクミャク」を神格化したと思わしき「ミャクミャク様」という愛称がひろがり、Twitterのトレンド入りをするほどの話題となっていた。さらに、「『ミャクミャク、ニンゲン、スキ!』とか言いながら必死に命乞いをする人間に襲いかかりそう」などと妄想ストーリーを膨らませた声まで寄せられていた。今回の二次創作ガイドラインによってファンの妄想(?)はさらに捗るかもしれない。
ネット上では早速ミャクミャク様のファンアートを描く人のほか、「着実に神としての信仰を広めていってる」「脈々と侵略してるの草」「さすがに同人グッズの販売は禁止なんやな」などの声が寄せられた。