iPhoneやGoogle Pixcel、Galaxyといったスマートフォンのカメラの進歩を、過去の機種で撮影した場合のカメラ画質を再現することで比較できるオンラインサービスが公開され、注目を集めている。
これは、製品購入ガイドなどの情報を発信しているSimple Gharという会社が提供する「The Evolution of Camera Phones, Visualized」というオンラインサービスだ。AppleのiPhoneやGoogle Pixcelなど、さまざまな機種のスマートフォンカメラの画質を過去の機種にさかのぼって比較できる。一枚の画像を使用し、スペックシートを基に、どのような見え方になるかを画像処理を使って再現しているという。例えば、2007年に発売された初代iPhoneと、2021年に発売されたiPhone 13 pro Maxに比較では、明るさと画質が向上しているのがはっきりとわかる。
またスマホカメラの進歩を紹介するための基準として、いわゆるガラケーとして、2000年に発売され、「写メール」の先駆けとなったシャープ「J-SH04」の写真の見え方が最初の画質として採用されており、そこから2022年に発売された「Samsung Galaxy S22 Ultra 5G」まで比較しながら変化を追うこともできる。
ネット上では「ガラケーとスマホの写真画質の進化が分かる!」など評価の声が寄せられたほか、「『フィルター』が適用された同じ画像ではなく、異なるカメラからの実際の画像を期待します!」と、画像処理による再現ではなく実機撮影の様々な画像で比べたいと期待する声もあった。