女優の森日菜美と、俳優の崎山つばさが、テレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』(木曜20:00~)の8日に放送される第9話、15日に放送される最終話に出演する。
上川隆也演じるマイペースで空気を読まない刑事・糸村聡が、遺留品から事件を解決していく同作。高橋英樹の出演が発表されている“最終章”で糸村たちが挑むのは、神崎莉緒(栗山千明)と親交の深い後輩で、京都府警組織犯罪対策二課の刑事・氷室翔太(崎山)が殺害された事件。彼はインサイダー情報を不正売買しているダークウェブサイトの組織“土竜(もぐら)”を追っていたことが判明。さらに氷室は過去のある事件の捜査資料を頻繁に閲覧していたことも分かる。2つの事件にはいったいどんな関わりがあるのか。そんな中、糸村は氷室が所持していた金のチェーンが気にかかるも、それが何なのか見当もつかない。
殺された刑事・氷室翔太を演じる崎山は、2015年ミュージカル『刀剣乱舞』のメインキャストに抜擢されたことから人気役者に。今回はオーソドックスなスーツに身を包み、正義感が強く有能な反面、単独行動に走りがちな一匹狼の刑事を演じる。氷室は莉緒に対して特別な感情を抱いているのか、彼女と一緒にいるときは仕事とは違うなんとも切ない表情を浮かべる。
森は『機界戦隊ゼンカイジャー』のフリント・ゴールドツイカー役で注目を集め、最近では『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(21年)、『未来への10カウント』(22年)など話題作にも出演している。今回演じるのは、芸妓への“衿替え”を間近に控えた舞妓・葉月。殺された氷室と事件の2日前に会っていたことがわかり、糸村と莉緒は彼女を訪ねる。土竜について調べていた氷室はいったい彼女から何を探ろうとしたのか。森は舞妓役に初挑戦。お座敷の場面では可憐なピンクの振袖を身にまとい、愛らしさ満点の舞妓として登場、しなやかな踊りも見せる。しかし物語が進むにつれ「うち、あの人のことは絶対に許しまへん!」と、奥底に秘めていた憎悪を吐きだすシーンも。
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