クラシエ薬品は8月30日、「9月病」実態調査の結果を発表した。調査は8月2日〜4日、全国の20代〜70代の男女200人を対象に行われたもの。
「9月病」とは、季節の変わり目となる9月頃に起こる「やる気が出ない」「中々眠れない」「疲れやすい」「頭痛がする」などといった心身の不調のこと。まず、そのような「9月病」を知っているか聞いたところ、「はい」と答えたのは16.5%にとどまった。
一方で、「9月病」の症状を感じたことがあるかどうかについては、14.5%が「ある」、25.0%が「ややある」と回答。特に若い世代の方が経験率が高く、20代では52.5%(「ある」が25.0%、「ややある」が27.5%)が「9月病」の症状を感じている事が分かった。
不調を感じたことがあると答えた人に、実際にどのような不調を実感したのか尋ねてみた。すると「やる気が出ない」が63.3%で最も多く、次いで「気分の落ち込み」「疲れやすい」が各48.1%で続いた。
さらに、「眠れない」(38.0%)や「朝起きられない」(30.4%)といった睡眠に関連した不調を感じている人も見られた。