ジェイアイ傷害火災保険は、「不安に思う災害について」のアンケート調査結果を8月30日に発表した。調査は7月22日〜24日の期間、20代〜60代1,000人を対象に行われたもの。
「不安に思う災害ランキング」では、1位「地震」(86.4%)、2位「風災(台風、暴風、竜巻)」(49.7%)、3位「水災(豪雨、洪水、高潮、土砂崩れなど)」(40.2%)となった。
「災害に不安を多く感じている年代ランキング」は、1位「40代」(67.5%)、2位「50代」(60.0%)、3位「30代」(57.5%)という結果に。
災害によって何を失うことを不安に感じているかを聞いたところ、「自身の生命や健康」が65.9%で最も多く、次いで「家族・知人の生命や健康」(65.1%)、「家・家財・車などの財産」(64.1%)が続いた。
既に行っている防災の取り組みにおいては「非常用食料や飲料水、医薬品・マスク・日用品など」の備蓄・整理、災害に関して今後入手したい情報は「家族・同僚・知人などの安否確認方法」がそれぞれ1位となっている。
防災の取り組みについて難しいと思う点については、「災害がいつ来るかわからないので、緊張感を保てない」が37.1%で1位となり、以下「費用がかかる」(26.7%)、「非常食の賞味期限の管理」(24.5%)が続いた。
災害時に建物や家財を補償する保険(共済含む)に加入している人は、67.4%。保険に対して不安を感じることについて聞いてみると、「保険金がどの程度支払われるかわからない」が31.7%、「補償内容・範囲がよくわからない」が31.6%、「保険金がすぐに受け取れるかわからない」が24.2%となった。