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タイヤ交換や、自動車・バイク・自転車・ロードバイクを整備するのに必要なトルクレンチ。正しく整備をするためには、正しいトルクレンチ選びを行わなければなりません。この記事では、タイヤ交換にピッタリなトルクレンチのおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
車のタイヤ交換に欠かせない
トルクレンチとは?
トルクレンチは、締結作業においてネジやボルトの締め付けトルクを正確に測定、調整するための工具です。主に自動車や機械の整備などで使用されることが多く、規定のトルク値を守ることで、部品の過剰締めや緩みを防いでくれます。
トルクレンチには、スチール製のハンドルにメモリが付いたアナログタイプやデジタル表示のもの、音や振動でトルクの到達を知らせるモデルなどがあります。操作方法は簡単で、設定したトルクに達するとクリック音やフィーリングで知らせてくれるため、初心者でも安心して使うことが可能です。
タイヤ交換でトルクレンチを使う際の注意点
まずは、タイヤ交換でトルクレンチを使用する際に、注意すべきことを解説します。必ず確認するようにしてくださいね。
締め付けトルクの値は、必ず適正な値に設定する
トルクレンチは、ボルトやナットといったネジ類を締める際、仕上げとして「正確な力で締める」ことを専門とした道具になります。
特に自動車のタイヤは、運転時、常に地面に設置しているデリケートな箇所。なので、ネジ締め(ホイール)は強く締めすぎるとネジが割れる・潰れる、緩すぎても部品が外れるなどのトラブルが起きるため、正確なトルク値で締めなければなりません。
タイヤ交換を行う際は、必ず、その自動車のタイヤの締め付けトルク値を確認し、正確に締め付けを行うようにしましょう。
トルクの値は車種により違うので、必ず確認する
トルクの締め付けは、正確な数値を確認し、行わなければならないことを前述しましたが、その正確なトルク値は各自動車ごとに違ってきます。
例えば、各メーカーの車種の取扱説明書を確認してみると、
●トヨタ『アルファード(ハイブリッド車/生産:2018年1月〜)』
→締め付けトルク:103N・m(1050kgf・cm)
●日産『ノート(ガソリン車/年式:2019年)』
→締め付けトルク:108N・m(11kg・m)
●ホンダ『フィット(年式:2021年)』
→締め付けトルク:108N・m(11kgf・m)
●スズキ スイフト(2020年05月〜)
→締め付けトルク:100N・m(1020kgf・m)
といったように、メーカー・車種、さらに年式によっても違いがあります。そのため、「タイヤ交換 トルク値」と検索し、数値を確認するのではなく、必ず、自分の自動車の取扱説明書などから正確なトルク値を確認する、または、メーカーに問い合わせるといった対応をしましょう。
できれば、タイヤ交換は緊急時のみにする
今回確認した、各車両の取扱説明書から察するに、ほとんどの場合で「個人のタイヤ交換は、パンクなどの緊急時のみを想定」していることが読み取れます。
タイヤは、自動車の中でも繊細な部品のひとつですので、トルクの締め付けだけでなく、タイヤの種類や設置角度、そもそもの車体とタイヤとの相性など、確認すべきことが意外と多くあります。
そのため、できれば、個人でのタイヤ交換は緊急時のみの対応にし、スタッドレスタイヤへの交換やカスタムなどでのタイヤ交換は、整備のプロにお任せすることを推奨いたします。
トルクレンチの選び方
「トルクレンチってどんな工具?」
「どんな種類があるの?」
「トルクレンチ自体の選び方は?」
といった疑問がある方もいらっしゃるかと思います。基本的な選び方のポイントは下記の4つ。
【1】トルクレンチの種類
【2】トルク値の目安
【3】トルクレンチの差込角
【4】サイズや重さ
下記の記事では、「トルクレンチを始めて使う・購入する」といった初心者の方向けに、基本的な知識や選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)