WOWOWで11月4日からスタートする、山田杏奈と奥平大兼のW主演による連続ドラマ『早朝始発の殺風景』最新映像と第4話、5話の主人公たちが発表された。
原作は青崎有吾の"密室型"青春ミステリー 。早朝の始発電車で、放課後のファミレスで、観覧車の中 で…日常の風景が一瞬にして変化し、展開される高校生たちの"5つ"の密室会話劇を描く。
第4話「捨て猫と兄妹喧嘩」の主人公・麻を演じるのは高橋ひかる、彼女の兄・直文を演じるのは萩原利久。高橋は「この作品はそれぞれの登場人物の物語が同時進行で進んでいく感覚がすごく面白いなと感じていました。そのそれぞれの物語の中で小さな謎があって、時には衝突したり、理解しようと努力する素直な高校生の姿がなんだか青春を感じるものがあります。私が演じた麻は真冬の公園で捨てられていた猫を放っておけず、今は離れて暮らす兄に相談を持ちかけるのですが、なんだかぎこちない、もともとは兄弟である二人の距離感がもどかしくてなんだか可愛いくも思えました。そんな二人が少し大人になる姿に注目してもらえたらと思います。そして、麻が出会うニャンコさん激カワなんです。もふもふしながら撮影中、みんなで癒されてました」 とコメント。
萩原は「ドラマではありますが、ほぼ1シチュエーションでの物語だったので、1シーンの長さだったり会話の多さにドキドキしました。第4話は兄妹げんかで、親とも同級生とも違う、でも関係性にはすごく日常を感じるお話です。短い撮影期間でしたが、1シチュエーションだからこそ、リハーサルも丁寧にできて、兄妹という関係性を意識してお芝居できました。会話の中で二転三転していく兄妹喧嘩を楽しんでいただきたいです」と見どころを語っている。
第5話「三月四日、午後二時半の密室」の主人公・草間を演じるのは藤野涼子、煤木戸を演じるのは茅島みずき。藤野は「今作の出演が決まり、撮影がとても楽しみな気持ちでした。久しぶりに制服も着られる! と懐かしい気持ちにもなりました。脚本を読んだ時『ひとつの空間で繰り広げられる会話劇は、演じる側はとても大変なんじゃないか』と思いました。セリフが多い面では大変でしたが、ほぼ順番に撮影していただきましたので、しっかり気持ちを作り演じることができました」と撮影を振り返る。
茅島は「台本を読ませていただいた時に、こんなに時間経過の少ない作品に挑戦するのが初めてだったので、少しの不安と大きな楽しみを感じました。そしてセリフの量に戸惑いました(笑)。各話どんな展開になるかまったく予想出来ず、読んでいてすごく楽しかったですし、これをみなさんが演じたらどうなるんだろうとワクワクしました。私が演じた煤木戸は、空気が読めないクラスで浮いている女の子です。でもそんな彼女とクラスで学級委員の真面目な草間さん、正反対の二人が繰り広げる会話や独特の空気感を楽しんで見ていただきたいです」と役どころについてコメント。ほかにも山田演じる殺風景の親友・叶井役には瀧七海が決定している。
『早朝始発の殺風景』は11月4日(11:30~)WOWOWプライムにてスタート。全6話(第1話無料放送)。各月の初回放送終了後、WOWOWオンデマンドにて同月放送分を一挙配信。