アプリ開発ベンチャーのbondaviは8月31日、Web上に表示された苦手な言葉を「ぴよぴよ」に変換して表示することで、傷つく言葉から守る「ひよこフィルター」のスマホ版を公開した。価格は無料。
ひよこフィルターは、あらかじめ登録した苦手な言葉を「ぴよぴよ」と変換して表示するブラウザ拡張機能。8月25日にPC版を先行して公開している。
元々は「傷つくメールからメンタルを守りたい」という社長の個人的な悩みを解決するためのツールだったが、ユーザーの要望を受けて一般公開。ひよこをクリックすると変換前の言葉を表示できるため、心の準備をした上で文章を読めるとしている。
今回、ユーザーからの「スマホで使いたい」というユーザーの要望に応え、iPhone版(Safari ブラウザ版)をリリース。また、PC版をAndroidでも使えるようにアップデートした。
キーワードの変換はあらゆるWebサイトに適用され、今回のスマートフォン対応により、SNSや日常的な調べものなど、より気軽にプライベートでも活用しやすくなるとしている。
iPhoneで使用するには、App Storeからひよこフィルターをダウンロードし(iOS 15以上が必要)、アプリを開いてこちらの手順に沿って設定する。なお、利用できるブラウザはSafariでのみで、Google Chrome などには対応していない。また、Twitterなどはアプリではなく、Safariで開くことでフィルターを適用できる。
また、今回、PC版のアップデートにより、Androidスマホでもブラウザ「Kiwi」を使うことでひよこフィルターを利用できるようになった。設定方法についてはこちらの記事を参照のこと。なお、Android の一部端末では動作が安定しない場合があるが、今後のアップデートで対応するため、ひよこフィルター内のメールで報告してほしいと呼びかけている。