Duolingoは8月27日、オンライン上で無料グローバルイベントの「第4回 Duocon」を開催し、その中でサービスやアプリについて多数発表を実施した。アーカイブはYouTubeで視聴できる。
Duolingoは、スマートフォンやPCで利用できる語学学習サービス。今回のイベントではホームスクリーンを新開発してリニューアルし、大きく刷新したことが発表された。ユーザーが1つの道筋をたどって効率的・効果的な学習の進め方がわかるように改善したほか、より進捗を把握しやすく、自身を持って語学学習を行えるようになっているという。
また、語学学習サービスながら新しく算数アプリ「Duolingo Math」のベータ版をアメリカでリリースする。高校生の5割、社会人の2割が数学に不安を感じているという調査結果から、数学のコンテンツの展開を決定した。今年秋の正式リリースを予定しており、アメリカではベータ版をすでに利用できる。
語学学習サービスとしては、南アフリカで最もよく話されている母国語の「ズールー語」をDuolingoで新しくサポートする。Duolingoでは、Duoconのたびにあまり知られていない言語や消滅の危機にある言語について保護活動を展開しており、今回は南アフリカが選ばれた形。南アフリカ最大の通信事業者「Vodacom」の顧客は、Duolingoでのズールー語コースを1年間無償で利用できる。
そのほか、3歳児から8歳児までのお子様向け新アプリ「Duolingo ABC」や、学校の先生が教材として活用する「Duolingo for Schools」など、新サービスについても紹介されている。DuoconのアーカイブはYouTubeで視聴可能だ。