Snapは8月29日、同社が運営するSnapchatにおいて、インカメラとアウトカメラで同時に撮影して投稿できる「デュアルカメラ」機能の提供を開始したと発表した。まずiPhoneシリーズ向けにリリースされ、今後数カ月以内にAndroidスマートフォンでも対応する予定。iOSアプリの最新バージョンは11.94.0.33。

  • デュアルカメラ機能イメージ

    Snapchatの新機能「デュアルカメラ」。右のカメラツールバーに表示されているカメラが重なったようなアイコンがデュアルカメラ機能のアイコンだ

デュアルカメラは、インカメラとアウトカメラで同時に撮影した写真・映像をひとつに合成することで、「目の前で起きている出来事」と「それに対する自分の反応」を同時に共有できる機能。対応機種では、カメラスクリーンのカメラツールバーにデュアルカメラのアイコンが追加され、ここから利用できる。デュアルカメラには「縦長」「横長」「ピクチャー・イン・ピクチャー」「切り取り」の4つのレイアウトが用意されており、撮りたい対象にあわせて選択できる。

  • 「縦長」レイアウト

    上下に並べる「縦長」レイアウト

  • 「横長」レイアウト

    左右に並べる「横長」レイアウト

  • 「ピクチャー・イン・ピクチャー」レイアウト

    小さな窓のようにインカメラの映像が表示される「ピクチャー・イン・ピクチャー」レイアウト

  • 「切り取り」レイアウト

    インカメラの人物の部分だけを切り抜いて合成する「切り取り」レイアウト

新機能リリース時点で対応するiPhoneは、iPhone XS/XS Max/XR以降の下記の機種となっている。

  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone SE
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max