ジャストシステムは8月30日、「スマイルゼミ 高校生コース」を、11月17日より提供開始することを発表した。

  • 「スマイルゼミ 高校生コース」

「スマイルゼミ」は、専用デジタイザーペンを備えた学習用10.1型タブレットを使った通信教育。パームリジェクション機能を搭載し、英単語や漢字はもちろん、作図やグラフなど、記述式が重視される大学入試に対応。これまで幼児・小学生・中学生コースを展開してきたが、このたび高校生コースを新設する。

  • スマイルゼミは「書いて学ぶ」を重視した学習専用タブレット

スマイルゼミ 高校生コースは、高校3年間の予習・復習、定期テスト、季節講習および入試対策まで、6教科31科目の教材すべてをタブレット1台に集約した通信教育。学校の授業進度に合わせて予習・復習や先取りができるほか、推薦入試も視野に入れた入試対策が可能。

自分でグラフの変数を操作したり、バーチャル実験をしたりすることで、複雑な概念を直感的に理解できる「体感ワーク」や、新しい概念・現象を学ぶときに視覚的な理解を促す「アニメーション解説」により、理科や数学、歴史など各教科の理解を深めるとする。1講座15分を目安に設定されている。

  • 左:体感ワーク、右:アニメーション解説

定期テスト対策では、テスト本番2週間前から「定期テストモード」が自動的にスタートし、テストまでの日数と一人ひとりの理解度に合わせた対策講座を配信。テスト前日には直前対策として「暗記カード」や「優先問題」を提供する。

  • 「戦略AIコーチ」が、 学習記録をすべてデータ化

入試対策講座は2年生の9月からスタートし、スマイルゼミの新機能である「戦略AIコーチ」が個々の学習状況や理解度・ミスの傾向・忘却度などのデータを分析して最適な学習プランを作成。単元ごとの到達度判定を分析し、志望大学の合格に必要な学力と今の実力との差を埋める対策として、過去問題を研究して開発された教材で合格するために必要な実践力を養うという。

志望大学や志望学部を変更したい場合は、追加で必要になった教科・科目/不要になった教科・科目に合わせ、新しい対策プランをすぐに作成できるということだ。

  • 目標に合わせて最適なプランに修正可能

また、保護者向けの機能として、子どもが克服した苦手教科の内容や得意科目の伸び具合など、目標に向かって今どのような学習を進めているかを保護者が確認できる「みまもるネット」を利用可能。適度な距離感を保ちながら見守ることができるとしている。

会費は、高校準備講座がひと月あたり9,680円〜(12カ月分一括払い時のひと月あたりの金額、毎月払いの場合は月々10,780円)、高校1・2年生コースがひと月あたり17,380円〜(12カ月分一括払い時のひと月あたりの金額、毎月払いの場合は月々19,140円)、高校3年生コースがひと月あたり19,580円〜(12ヶ月分一括払い時のひと月あたりの金額、毎月払いの場合は月々21,340円)、で、別途専用タブレット代10,978円が必要。

開講スケジュールは、高校準備講座 開講が11月17日、高1・高2コース開講が2023年2月18日、高3コース開講が2024年2月17日。

 

スマイルゼミ 高校生コース 記者発表会の動画