アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『新・信長公記(しん・しんちょうこうき)~クラスメイトは戦国武将~』(毎週日曜 22:30~)第6話が28日に放送された。(※以下ネタバレを含む)
「皆を信じ、手を取り合って、心を一つにする。和の心を持って戦う、それが俺の天下獲りだ」と語る織田信長(永瀬廉)のもと、クラスメイトたちも次々と「これは団体戦だ」と口にして、特進クラスは結束を強める。一方の徳川家康(小澤征悦)は「自信と希望に満ちた顔」がクラスを崩壊させるための「最後のピースだ」と語り、信長らを歓喜の絶頂から絶望の奈落へ再び叩き落すため、動き出す。
そして家康は姿を隠して、豊臣秀吉(西畑大吾)らを倒し、「クラスにはまだ裏切り者がいる」と吹き込み、特進クラスは存在しない裏切り者に対して動揺を隠せない。自身の思い通りに策が進む家康は、教室に乗り込み勝ち誇った笑みでいよいよ信長に対峙する。
しかし、信長は家康の策に気がついており、さらに家康派についていた明智光秀(萩原利久)らを味方に引き入れていたことを明かし、形勢は逆転。反対に「絶頂から絶望の奈落へ叩き落される」こととなり激昂する家康に対して、信長派の全員が家康に対して「徳川家康を倒す」と旗印を掲げるのだった――。
特進クラスと家康との対立が激化するなかで、一人悩む武田信玄(満島真之介)に対して上杉謙信(犬飼貴丈)は「誰かのために戦ってみたらどうだ?」と問いかける。史実では幾多の戦いを経て因縁の仲とされた2人だが、第6話の物語では上杉が武田のことを「宿敵であり、友である」と評し、男たちのアツい友情が垣間見えた。
そして、上杉の言葉を受けて、武田は家康へ果たし状を叩きつける。河原で壮絶な死闘を繰り広げるも、武田の敗色は濃厚。しかし何度倒されても立ち上がり続ける武田の狙い、それは次に戦うクラスメイトのために家康の足を削る事だった。「人は城、人は石垣、人は堀……」武田信玄の名言が蘇る熱い戦いが巻き起こる。武田は家康に敗れるも、信長に「城を築け」と思いを伝えて後を託し、戦いは幕を閉じた。
さらに、第6話のラストにはペリー、始皇帝、ジャンヌダルクという異国の偉人が登場し、ますます盛り上がりを見せる学園天下獲り。新たな強敵が参戦するなかで、信長と家康の戦いはどこへ向かっていくのか。