京急グループの京急アドエンタープライズは30日、「京急 楽・宴ツアー」第12弾として、電動貨車「デト」全3編成を久里浜工場へ集結させ、写真撮影など行える「デトフェス!!」を9月24日に開催すると発表した。

  • 現在のデト15号編成

電動貨車「デト」は、資材運搬や救援機材の輸送など「縁の下の力持ち」として活躍する車両。「デトフェス!!」では、「デト」全3編成の撮影をはじめ、このツアーでしか見ることのできない3編成連結した状態(3重連)など、さまざまな角度から「デト」を撮影できる。

デト17号編成においては、登場時から2010年頃までの姿を再現するため、車両前面に「救援車」ステッカーを掲出。荷台に予備部品を積載した状態での留置や、普段は一般の人の前で開かれない救援機材コンテナ内部の公開など、このツアー限定の特別なコンテンツが用意されている。

  • 「救援車」マークがあった時代のデト17号編成

集合場所の品川駅(9時10分集合)からは、1000形1890番台「Le Ciel」(4両編成)の貸切列車に乗車。久里浜工場への直接入線も体験できる。帰りは久里浜工場から行程10分の京急久里浜駅改札外で16時頃に解散となる。

料金は1万5,000円。募集人数は70名(最少催行人員60名)。9月5日18時から9月9日17時まで、「京急 楽・宴ツアー」および京急アドエンタープライズのサイトにて先着順で申込みを受け付け、定員に達し次第、受付終了となる。