8月26日が「インターナショナル・ドッグ・デー(国際犬の日)」だったのはご存じでしょうか。犬種や年齢、サイズなどにかかわらず、世界中のすべての犬に捧げる日なんだそうです。

そんな日のために色鉛筆画家のここまる(@Cocomaru_S)さんが描いたのが、1匹の柴犬。

まるで生きている柴犬が目の前にいるかのような、超絶リアルっぷりに4.9万件(8月30日時点)もの「いいね」が集まっています。

世界犬の日なので、めっちゃ頑張って描いた柴犬の絵をみんな見て!
(@Cocomaru_Sより引用)

  • @Cocomaru_Sより引用

触れると毛の柔らかさや体温までが伝わってきそうな、あまりにもリアルな色鉛筆の柴犬。

これに対しリプライや引用リツイートでは、「絵なんですよね?頭、パニクってます」「生きてるみたい」「なでなでしたくなりますね」と驚きと称賛の声が殺到。本物の柴犬の写真付きで「どっちが本物かわからん」とコメントする人もいました。

それにしても、どうすれば色鉛筆でこんなにリアルな柴犬が描けるのでしょうか。こだわったポイントなどを制作者のここまるさんにうかがいました。

「超絶リアルな柴犬」、制作者に聞いてみた

――制作にあたってこだわった点を教えてください。また、どのくらいのお時間で描かれたのでしょうか?

こだわった点は、目の周りと鼻にかけて生えている短い毛並みです。

ふさふさの毛並みより短い毛並みのほうが描くのが難しかったので、よりリアルに見えるように少しずつ丁寧に描きました。50時間ぐらいはかかったと思います。

それと、耳の前にある「cocomaru」の隠しサインですね。遊び心もプラスすることで、より絵に親しみを持っていただけるかなぁと思いました。

――今回の投稿には大きな反響がありましたね。

反響が大きくてほんとビックリしています。「リアルに描かれててお上手です」などたくさんのお褒めの言葉をいただきすごく嬉しいです。

それと同じぐらい、「ワンちゃんが可愛い」とか「癒されます」などのコメントをいただけることが本当に嬉しくて、皆さんの心を和ませる絵が描けたことに喜んでいます。


今回、超絶リアルな色鉛筆の柴犬が注目を集めたここまるさんは、著書『超絶リアルな色鉛筆画のテクニック(誠文堂新光社)』を出版しています。リアルな色鉛筆画の秘訣を知りたい方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。