UZUZ(ウズウズ)は8月23日、「20代若者への『転職』と『リスキリング』に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は4月6日~6月1日、既卒・第二新卒として就職活動中の20代男女945名を対象に、インターネットで実施した。

  • 現職/前職に入社時の「転職感」について教えてください(正社員として就業経験のない方は「現時点での転職感」についてお答えください)

現職/前職に入社時の「転職感」(正社員として就業経験のない場合、「現時点での転職感」)について尋ねたところ、既卒・第二新卒とも最も多い回答は、「入社時点で明確な転職予定はなかったが、将来的には視野に入れていた」(既卒45.3%、第二新卒 53.5%)だった。既卒の3人に1人は、入社前での「転職予定はない」(37.6%)と回答しているが、第二新卒の5人に1人が「現職/前職に入社時点で既に転職を視野に入れていた」(24.2%)と答えている。

「入社時点で既に・将来的に転職を視野に入れていた」人に、転職を予定していた時期を聞くと、第二新卒の30.5%が「1年以内での転職を予定していた」と回答した。「入社から1年以上~3年未満」(44.3%)と合わせると、約75%が3年以内での転職を予定していたことがわかった。

  • 転職を予定していた時期を教えてください

企業に希望する「成長と負荷(業務内容/求められるスキル/業務量/上司や先輩からの期待や指導 などのバランス)」について尋ねると、「負荷高め(5段階のうち4・5)」を希望する既卒は42.7%となり、第二新卒(38.6%)より若干多かった。「負荷低め(5段階のうち1・2)」を希望するのは、既卒・第二新卒共に2割以下と少ない傾向にある。

  • 企業、職場に対して希望する「成長と負荷のバランス」について教えてください

新しい職業に就くため、あるいは今の職業に必要とされるスキルの大幅な変化に対応するためにスキルを獲得する「リスキリング」に興味があるか尋ねたところ、既卒・第二新卒の7割以上が「リスキリングに興味がある(または経験がある)」と回答した。しかし、「現在取り組んでいる」「過去に取り組んでいた」のは1割と少数派だった。

  • 「リスキリング」に興味がありますか

リスキリングに取り組んでいる、取り組んでいた経験があると回答した人に、リスキリングは所属企業で導入/促進されたのか、個人的に取り組んでいたものか聞くと、86.9%が「個人的に取り組んでいる」と答えた。

  • リスキリングは所属企業で導入/促進されたのか、個人的に取り組んでいたもののどちらですか

リスキリングの学習分野、使用ツール(YouTube、学習サービス等)について自由回答で答えてもらったところ、学習分野では、ITパスポート、CCNA、webデザイン、英語、Illustrator、Photoshop、使用ツールでは、YouTube、書籍、オンライン教材、スクール、オンライン英会話といった声が多く挙げられた。