JR東日本仙台支社と東北建設プロジェクトマネジメントオフィスは、JR東日本と須賀川市の協定により、東北本線須賀川駅の東西自由連絡通路と駅舎改築工事を実施すると発表した。東西自由連絡通路と新駅舎の使用開始は2025年春、工事完了は2026年春を予定している。

  • 新駅舎外観(東口)イメージ(JR東日本仙台支社提供)

新駅舎は建物全体をガラス張りにすることで、オープンで明るい雰囲気を作り、にぎわいの創出とまちとの一体感を形成する。須賀川の玄関口として、須賀川の歴史や地域性を大切にしつつ、周辺との景観の調和も図るとしている。

東西自由連絡通路は鉄骨造り2階建て。有効幅員は4m。男女トイレをはじめ、バリアフリー設備としてエレベーター2基とバリアフリートイレを設ける。新駅舎は鉄骨造り2階建て。延床面積は約520平方メートル。駅事務室、待合室、自動券売機のほか、バリアフリー設備としてエレベーター2基を設ける。

  • 新駅舎外観(西口)イメージ (JR東日本仙台支社提供)

  • 東西自由連絡通路イメージ (JR東日本仙台支社提供)

  • 2階改札口イメージ (JR東日本仙台支社提供)

9月中旬から上りホーム、11月中旬から下りホームの仮囲い設置を開始。東西自由連絡通路と新駅舎の使用開始は2025年春、工事完了は2026年春を予定している。仮囲いの詳細については、駅への掲示などにより案内するとのこと。