女優の内田理央が、10月8日スタートのBS松竹東急のドラマ『お父さん、私、この人と結婚します!』(毎週土曜23:00~)に主演することが30日、明らかになった。
このドラマは、とある一軒家を舞台に、娘の結婚をめぐって父・母・娘の親子3人と娘の“彼氏たち”が繰り広げるドタバタ劇をシットコム形式で描いた1話完結型のホームコメディ。娘が連れて来る“彼氏”は元ホストやプロレスラー、フランス語講師、怪談師と職業も様々。実はそこには社会の多様化がリンクしていて…。
内田が演じるのは、雑誌編集の仕事で出会った“彼氏たち”を次々と実家に連れて来て結婚相手として両親に紹介する自由奔放な主人公・矢吹なぎさ。頭が固く世の中の変化に疎い父・慎太郎役で升毅、、娘の良き理解者で美容と韓国ドラマが大好きな母・時子役で美保純が出演する。
コメントは、以下の通り。
■内田理央
ワンシチュエーションで、毎話、個性的な彼氏がやって来る…今まであまり見たことのない企画だったので、魅力的に感じました。脚本・演出の益山さんとは以前舞台でご一緒したことがあったのですが、台本を読んでまず、さすが益山さんだ!と思いましたね。アイディアがめちゃくちゃ面白くて、一気に読んでしまいました。今回、升さん、美保さんにお会いした時、このお二人とだったら絶対に楽しい!と直感で思いました。みんなで撮影を乗り越えた時の達成感はものすごかったです。(なぎさ役は)とにかく明るく元気に!というのをモットーに、ムキになったり頑固なところはお父さんを、ちょっと適当なところや楽観的な所はお母さんを意識して演じました。毎度違う彼氏を家族に紹介してすぐ別れてしまうなぎさですから、惚れっぽく飽きやすいのかな?仕事や結婚に自由な考え方は自分と少し近いのかなと思っています。慎太郎は、ザ・昭和のお父さん。でも仕事には真面目で家族思いで愛情深い。とても素敵だと思います。お父さんが話を追うごとにアップデートしていくのも見どころです。
このドラマは、主人公のなぎさが毎話、個性的な彼氏を家族に紹介するコメディになっております。笑いあり、涙あり!家族の愛を感じられる作品です。皆さん、ぜひご覧ください。
■升毅
娘が毎回違う彼氏を連れて来るところから親子3人の生活が見える視点が面白いですね。台本も意図がわかりやすく面白かったです。同じ娘を持つ親として演じながらどんな気持ちでできるのかワクワクしました。理央ちゃんとは以前、映画で共演しましたが絡みは無く、美保さんとはトーク番組で1度。でもお二人とも会った瞬間から家族のような感じでした。撮影現場ではスタッフ・キャスト皆で手探りしながら作り上げていく感じが演劇的で素敵でした。
(慎太郎は)可愛い親父だなと思いました。共通点は趣味(慎太郎はゴルフや登山?)に対して熱を注ぐ点です。新しい流行に疎く、古いしきたりを重んじる慎太郎に対して共感しつつも、僕自身はそういったものに関して比較的抵抗なく受け入れていくタイプかなと思いました。慎太郎が色々な婿候補に対してどのように変化していくかも注目してもらいたいです。
お子様を持つ方は、もしも娘が変わった彼氏を連れて来たら?と想像が膨らむと思います。子どもの立場でも世代間のギャップや親の気持ちがふんだんに見える、ちょっとおかしい家族のエピソード満載です。笑いつつもいろいろ参考になるのでは?どうぞお楽しみにしてくださいませ!
■美保純
家庭的で、昭和の父親の「娘を手放したくない」という気持ちが、明るく、シナリオになっているドラマで、実家に彼氏を気楽に連れて来るという可愛い内容だなと思いました。男子ならではの今時な会話が、よく書けていました。
時子さんは、専業主婦であり、みんな仲良く主義。いるようで、リアルにこのような友達はいないです(笑)。自分とかぶるところも、まったくなく、すべて演じました。役者さん全員、楽屋が日本間一部屋だったのですが、休憩時間に理央ちゃんと私が仮眠していた時、震度 3くらいの地震があり、飛び起きました。その時、私は パンケーキを持って逃げようとしていたのが、人間味溢れる思い出です。
いつものリビングで和チャチャしている、なぎさの明るさが、見ていてスッキリ感。実家に帰る安心感、愛情いっぱいに、気がついたら、言葉にしよう!!これを観たら恥ずかしくなくなる、親子コミュ力、つくドラマだと思います。
■井上衛プロデューサー
監督、脚本の益山さんとプロデューサー陣の会話から生まれたこのドラマ。「これは面白い!」と始めてはみたものの、いざ実現するとなると、キャスト、スタッフの皆さんの多大なる努力が必要でした。でも、視聴者の方々には気楽に観てもらいたいです。お父さんの変化の背景には社会の多様化があるのですが、それも深く考えること無く、なんか変わったドラマ(?)やってるなー、と。BS松竹東急という舞台への想いが深い局だからこその撮影方法、番組形式にはご注目を。最後は結構、泣けます。
(C)BS松竹東急/レプロエンタテインメント