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【この記事のエキスパート】
臭気判定士/臭気対策アドバイザー/脱臭マイスター:黒井 創人
におい専門の国家資格者、日本で数少ない「生活空間内の原因不明なにおいの原因調査」「人体に関するにおい検査」「柔軟剤芳香剤の効果検査」などを行う。
気軽にオーラルケアができる市販マウスウォッシュのおすすめ商品をご紹介。ドラッグストアで買えるリステリンやノニオをはじめ、虫歯や口臭予防効果のある商品を厳選。ノンアルコールや持ち運び用、女性向けのフレーバーもあります。あなたにとって最強の商品を探しましょう。
毎日のお口ケア!
マウスウォッシュの効果
マウスウォッシュ(洗口液)は、口の中の汚れを洗い流すもので、口臭ケアや口内の健康維持に役立てることができます。
口の中は、雑菌が繁殖しやすい環境のため、食べかすや磨き残しがあると、虫歯や歯周病の原因になってしまうことも。殺菌成分が配合されたマウスウォッシュなら、口の中の汚れを洗い流し、お口を清潔な状態にキープすることができます。
なお、ブラッシングでないと落とせない汚れもあるので、マウスウォッシュは、あくまでも歯磨き+αとして使うようにしましょう。
ポイントをチェック!
マウスウォッシュの選び方
臭気判定士/臭気対策アドバイザー/脱臭マイスター・黒井創人さんへの取材をもとに、口臭ケアに便利なマウスウォッシュの選び方を紹介します。
ポイントは下記の通り。
【1】目的や期待する効果
【2】アルコール or ノンアルコール
【3】消臭効果
【4】界面活性剤に注意!
【5】刺激の強さ
【6】容器の形状やサイズ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】目的や期待する効果に合わせて成分を選ぶ
マウスウォッシュを選ぶときは、目的に合った成分が入っているかをチェックする必要があります。
口臭予防|「CPC」などの殺菌成分
口臭や口のなかがネバつくという方には、殺菌成分である「CPC(塩化セチルピリジニウム)」や「トリクロサン」「塩化ベンゼトニウム」などが含まれたマウスウォッシュが有効です。
また、口臭の原因となる物質を抑制する「二酸化炭素」を配合したマウスウォッシュもチェックしてみましょう。
【エキスパートのコメント】
虫歯や胃の具合はもちろん、舌苔(ぜったい)などなにもしていなくても人の口のなかではいろいろな臭気が発生してしまいます。まずはそのニオイへの有効性が重要。そして使った直後だけ口臭を消すのではなく、口臭原因菌をできるだけ長い間抑え込む持続性も大事です。
その口臭に効果を発揮するのは除菌や殺菌の成分です。なによりしっかり口臭そのものを取り除きたい人は殺菌成分「CPC(塩化セチルピリジニウム)」が表示されているものを選びましょう。
虫歯・歯周病予防|虫歯菌を予防する「キシリトール」や「デキストラナーゼ」
虫歯予防という目的であれば、虫歯菌の形成を抑える「キシリトール」や「デキストラナーゼ」などが入ったマウスウォッシュを選びましょう。
また、歯周病の予防も考えている方は、パッケージや商品説明で「歯周病予防」を謳う商品をチェックしてみましょう。
歯の汚れ落とし・ホワイトニング効果|洗浄成分の「炭酸水素Na」など
口内に付着した汚れなどを落としたい場合や歯を白く保つホワイトニング効果を求めるなら、洗浄成分である「炭酸水素Na」「ポリリン酸Na」が入ったマウスウォッシュを選びましょう。汚れ落としだけでなくコーティングの役割も果たしてくれます。
なお、ホワイトニング効果を謳うものは、口をゆすいだ後にブラッシングをする必要があるデンタルリンス(液体歯磨き)がほとんどです。商品の使用方法をよく読んでから使うようにしましょう。
【2】アルコールかノンアルコールかで選ぶ
マウスウォッシュにはアルコールがふくまれるものと、ノンアルコールのものがあります。アルコール成分のものはピリッとした刺激がありますが、スッキリした使用感が特徴です。
ノンアルコールタイプは低刺激なので子どもへの使用におすすめ。アルコール成分がないので、独特の香りがついているものがあります。刺激が苦手な方はノンアルコールタイプを選びましょう。
【3】消臭効果もチェック
お口の嫌なニオイを消すマスキング力を求める方は、爽快感のあるミントやフルーツの香りがついたマウスウォッシュがおすすめ。香りによってニオイを隠してお口をスッキリとリフレッシュできます。
また、ニオイがキツイ食材を食べた際には、消臭成分が入ったマウスウォッシュが効果的です。
【エキスパートのコメント】
ニンニクをはじめとして、「お昼にうっかりニオイがキツいメニューを食べちゃった。これから大事な打ち合わせがあるのに!」そんな緊急時に頼りになるのはやはりマウスウォッシュです。
食べもの由来の口臭は除菌や殺菌成分では完全に取りきれません。こちらの効果を求めるなら「消臭成分」が重要です。ラベルにある使用成分に「吸着剤」と書かれているものが、ニオイ成分を液剤に取り込んで排出(液剤を吐き出す)させる消臭成分です。
吸着剤としては「グルコン酸銅」、消臭成分としては「チャ乾留液」などが使用されています。
【4】使用頻度が高い場合は界面活性剤に注意!
仕事の合間などに頻繁にマウスウォッシュを使う習慣がある方は、界面活性剤が配合されている商品を避けるようにしましょう。
界面活性剤である「ラウリル硫酸Na」や「プロピレングリコール」は、必要な常在菌を排除したり味覚を司る味蕾細胞にダメージを与え、味覚障害を引き起こしたりする危険性があります。
1日に3度以上マウスウォッシュを使う方は、上記の成分に注意して商品を選ぶと安心して使えますよ。
【5】刺激の強さをチェック
口臭ケアマウスウォッシュは、商品によって爽快感が強いものやマイルドなものなど、さまざまです。選ぶときは刺激の強さなどにも気を配ってください。毎日の習慣として使用する場合には、低刺激性のものが適しています。
刺激性の強いマウスウォッシュは直ちに爽快感が得られるので、オフィスなどの外出先向けです。朝のあわただしさのなかで歯磨きの時間がないときに使うと、口内をリフレッシュできるので便利。
使用後の爽快感や口当たりがマイルドなものなどいろいろあるので、自分に合ったものを選びましょう。
【6】用途に合わせて容器の形状やサイズを選ぶ
市販のマウスウォッシュは、さまざまな形状やサイズの商品が販売されています。毎日使いたいものだからこそ、用途に合わせて使いやすいタイプを選びましょう。
自宅で使うなら、キャップをコップ代わりに使えるものや、ポンプ式でフタを開ける必要が無いものなどが便利でしょう。
また、カバンなどに入れてマウスウォッシュを持ち運びたい場合は、携帯性にすぐれたミニボトルやポーションタイプ、スティックタイプなどがおすすめです。日常の外出時はもちろん、旅行などにも気兼ねなく持っていくことができますよ。
【エキスパートのコメント】
口臭の緊急事態はいつ起こるかわかりません。500mlのボトル製品をつねに持って歩くなんてことはできませんから、パックみたいな製品があれば助かります。
洗面所にマウスウォッシュ製品を備えてくれているホテルや焼き肉店もありますが、効果はあったり無かったりと非常にまちまちです。持ち運びしやすい小さいサイズをおすすめします。