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【この記事のエキスパート】
家電製品総合アドバイザー:福田 満雄
iPhone3GSの時代からスマートフォンを愛用している、ガジェット愛あふれるライター。
複数のメディアで家電製品の記事を担当、シンプルでわかりやすい文章がモットー。
冷蔵庫からオーディオ、パソコンまで、幅広く知識を問われる家電製品総合アドバイザー試験に一発合格。
最新機種が好きなのはもちろん、過去の名機を安価に楽しむのも好き。
あおり運転や事故のトラブルに備えておきたいドライブレコーダー。本記事では、前後2カメラ型・360度型・フロント用・ミラー型・バイク用など、ドライブレコーダーの選び方とおすすめ商品をご紹介します。また、304人に実施したドライブレコーダーのアンケート調査もあるので、参考にしてみてください。
ドライブレコーダーってなに?
そもそもドライブレコーダーとは、車やバイクに取りつけて映像を記録するためのカメラ装置です。フロントガラスやダッシュボードに設置するのが一般的。近年は、あおり運転や危険運転による事故の対策として利用する人が増えています。
位置情報を記録できるモデルなど、性能にすぐれた商品も豊富にラインナップしており、用途に合うものが見つかりやすいでしょう。
ドライブレコーダーの必要性とメリットは?
ドライブレコーダーを導入すると、運転中に周囲の映像を記録できるため、事故が起こったときにも状況証拠が残って原因の解明に役立てられます。
事故の当事者間で話が食いちがってしまうことも少なくないため、映像証拠を残せることは大きなメリットでしょう。また、昨今社会問題にもなっている、「あおり運転」対策として、車に取り付ける人が増えています。
常に映像を記録することで事故防止への意識が高まり、危険運転の抑止にも役立ちます。
アンケートでは、6割以上がドラレコを設置
今回、マイナビニュース・ウーマン会員計304名に向けてドライブレコーダーについてのアンケートを実施し、「ドライブレコーダーを持っている」と回答した199名の調査を実施しました。
アンケートの結果、ドライブレコーダーの購入・取り付けで最も多くの票が集まった「自動車の購入の際、オプションで取り付けた」や「実店舗で取り付けてもらった」などを含めると約6割以上のドライバーがドライブレコーダーを設置していることがわかりました。
一方で、「ドライブレコーダーは持っていない」と答えた方が30%を強いることからもわかるように、ドライブレコーダーのない車にも取り付けようとするほどの普及にはいたっていないようです。
また、「自分で取り付けた」と答えた割合が低いことから、「ドライブレコーダーの取り付けは難しい」と感じている方が多いこともわかります。
多くのユーザーは「車を新しく買い替える際に、ドライブレコーダーも取り付けてもらおう」と考えているのかもしれません。
また、本アンケートではこれ以外にも、選んだマウスの購入してよかったポイントや口コミ、もっと重視すればよかったポイントなどについても紹介しています。ぜひ下記の記事も確認してみてください。
ドライブレコーダーの選び方
ドライブレコーダーの選び方をチェックしていきましょう。ポイントは下記。
【1】ドライブレコーダーの種類
【2】解像度や画素数
【3】画角
【4】便利な機能
【5】形状
一つひとつ解説していきます。家電製品総合アドバイザー 福田満雄さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのドライブレコーダーを選ぶために参考にしてみてくださいね。
【1】ドライブレコーダーの種類を選ぶ
ドライブレコーダーの種類ごとに特徴やメリットが異なるので、自分に合うものを選びましょう。
前後2カメラ|迷ったときはコレ!
主流となっている前後2カメラ型は、前と後ろの2カ所にカメラを取りつけるタイプです。後方から追突されたときもしっかり映像を残せるのが特徴。
後ろの車からもカメラが見えるため、あおり運転などの危険な運転を抑止するためにも役立つでしょう。
機能性のいい商品も豊富にそろっているため、迷ったときにはまずチェックしてみてください。
【エキスパートのコメント】
【前後2カメラのユーザーの口コミ】
・前だけでなく後ろも記録しているので安心できる
・前後ドライブレコーダーだと安心感が違う。煽り運転防止にもなるかと思います
・手軽に購入できた
・コストパフォーマンスにこだわった
・前方だけではやっぱり不安だった
・横から突っ込まれたり後ろからつっこまれる場合もある事故を経験しているので360℃であればさらに安心だった
・360度全周にすれば良かった
360度|死角が少ない
360度タイプは、周囲の全方位を撮影できます。側面側もしっかり映るので、出会いがしらの事故や右折・左折時に衝突した際も映像が残せるのが特徴。すり抜けや駐車中の盗難など、より幅広いトラブルに対応できます。
ただし半天球タイプだと車内から後方を撮影するため、後ろの録画範囲が狭くなったり画質が下がったりする場合も。
商品によっては、後方も鮮明に映せるよう工夫されているのでチェックしておきましょう。
【エキスパートのコメント】
【360度カメラのユーザーの口コミ】
・360度撮影なのですごくいい
・全方向録画なので安心感がある
・運転中以外での当て逃げやいたずらにも対応できるカメラが良いと思ったので安心できる。
・360度全体を監視できる方が一番安心できるため
・360度死角や隙なく見れる
・全方位見れるのが安心
ルームミラー型|後方の確認がしやすい
ルームミラー型ドライブレコーダーは通常のドライブレコーダーとは違い、ルームミラーと一体になっているので、搭載してもスペースを取らず、視界の邪魔になりにくいのが特徴です。
画面のサイズが大きいものが多く、後方が確認しやすい特徴もあります。また、カメラとミラーが一緒になったものであれば、カメラをフロントガラスに取り付ける必要がないので、フロントガラスの視界が遮られることがないので、通常通りに運転することができます。
取りつけも比較的カンタンで、バンドを使って既存のミラーに取りつけるだけのものもあります。視界を遮ることなく、取りつけもカンタンで手軽なのがルームミラー型ドライブレコーダーの魅力です。
【エキスパートのコメント】
【ルームミラー型のユーザーの口コミ】
・前後あることで万が一に備えられること
・デジタルミラーと一体のが欲しかったから気に入ってます。
・インテリアの邪魔にならない目立たないものを選んだ。
・スマートルームミラーにもなって便利です
フロント用|コスパがいい
フロント用は、ひとつのカメラで前方を撮影するシンプルな設計になっています。
商品価格・設置費用ともリーズナブルに収まりやすいため、費用を抑えたい人に適しているでしょう。
あおり運転や横の衝突が起こった時には映像が残りませんが、前方だけ撮影できればいいという場合や、事故防止の意識を高めたいときには役立ちます。
【エキスパートのコメント】
【フロント用カメラのユーザーの口コミ】
・ドラレコの映像が事故において重要な証拠となっていることを知ったので、とりあえず安くても設置することにしました
・前方のみで不安はあるが、コストパフォーマンスで決めた
・犯罪抑止にさえなればよいと思ったので性能は二の次だった
・自分で取り付けるので、できるだけ簡単そうなヤツにした。
・前のみなので購入してから後悔しました。後ろも映るものにすればよかった
・後部のカメラが必要だと思いました
【2】解像度はフルHD以上、画質は200万画素以上を選ぶ
せっかくドライブレコーダーを設置していても、事故の際に相手のナンバーが不鮮明では意味がありません。なので、設置の際は予算の許す限り高画質のドライブレコーダーを選ぶといいでしょう。
目安は解像度1920×1080のフルHD以上、画素数は200万画素以上になるので、購入時に必ずチェックしましょう。
【3】水平画角108°以上の画角を選ぶ
事故は真正面だけでなく、真横や斜めなどから衝突される可能性も。なので、ドライブレコーダーは撮影できる画角が広い方がおすすめです。画角には横の撮影範囲の水平画角、縦の撮影範囲の垂直画角、斜めの撮影範囲の対角画角があり、3つの中で重要になるのが水平画角になります。
目安は角度が108°以上、可能であれば120°以上ある機種だとより安心です。
【4】駐車監視機能などの便利な機能もチェック
使いやすさに配慮した、便利な機能性もチェックしましょう。
駐車監視機能
駐車監視機能には、駐車中の常時録画やタイムラプス録画、衝撃を感知したときに録画する衝撃検知、動体を検知して録画する動体検知などの種類があります。
そのため、駐車中のあて逃げや車上荒らし、いたずらなどの対策をおこないたいときにぴったりの機能です。
衝撃検知は省電力ですが、衝突してから数秒後に録画がはじまるため事故の瞬間は映像に残りません。
常時録音や動体検知はより証拠として役立つ映像が残りやすいですが、バッテリー負荷が大きくなります。
それぞれのメリット・デメリットを考慮して選択するといいしょう。
HDRやWDRなどの機能があると便利
トンネルの出入り口には明るい部分と暗い部分があり、明るい部分は真っ白、暗い部分は黒くつぶれてしまうため、そういった場所で事故が発生してしまうと相手のナンバープレートや事故の状況がうまく映らない可能性も。
なので、HDR(ハイダイナミックレンジ)やWDR(ワイドダイナミックレンジ)などの機能を備えたドライブレコーダーを選びましょう。撮影した映像を自動で補正してくれます。
GPS・音声録画機能
GPSが搭載されたドライブレコーダーは場所を記録できるほか、事故が起こったときには速度データを証拠として活用できるのがメリットです。
日時が自動で設定されるため、手動で操作するときより正確な情報を記録できます。
また音声録画機能があるとクラクション音や相手ドライバーとの会話内容も録音でき、不利な状況を回避しやすくなるでしょう。
安全運転支援機能
安全運転支援機能とは、ドライバーに事故が起こりそうだと知らせてくれる機能です。
走行車線を外れてしまったときに警告音が鳴る「車線逸脱警告」、前方車両・後続車との距離が縮まりすぎたときの「前方衝突警告」や「後方接近警告」など、商品ごとに内容が異なります。
あおり運転や追突事故の対策をおこないたい場合は、後方接近警告機能があるものを選ぶといいでしょう。
フォーマットフリータイプ
通常、ドライブレコーダーはmicroSDカードに残った不要なデータを削除する作業が必要となるため、手間に感じることあるでしょう。
そんなときはデータ削除の必要がないフォーマットフリータイプのモデルと選ぶと便利です。
ハイエンドモデルに採用されていることが多い機能なので、より手軽に利用したい場合はチェックしてみてください。
【5】設置場所に適した形状を選ぶ
ドライブレコーダーには、大きくわけて一体型とセパレート型の2種類あります。
主流になっているのは、カメラとモニターが一緒にになった一体型。1カ所にまとめて設置できるので前方が見やすいのがメリットです。
また一体型のなかでもルームミラー形状のものを使うと、より大きい液晶モニターで確認できます。
セパレート型はカメラとモニターがわかれているため、モニターは見やすい手元あたりに設置するなど、レイアウトをアレンジできます。
家電製品アドバイザーからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
もはやクルマやバイクの必需品になりつつあるドライブレコーダー。もしもの時に、自身を守るためにも装備しておきたいものです。
気をつける点とは、設置場所をあらかじめ確認しておくことです。クルマの場合、衝突軽減ブレーキ用のカメラがフロントガラス中央上部に設けられていて、カメラの設置場所が窮屈になることも。
また、バイクはもっと設置場所に制約があるため、別売りのステー類をうまく活用して設置場所の確保を。
ドライブレコーダーの人気メーカーランキング
今回、マイナビニュース・ウーマン会員計304名に向けてドライブレコーダーについてのアンケートを実施し、「ドライブレコーダーを持っている」と回答した199名の調査を実施しました。
その結果、人気メーカーランキングは下記のようになりました。
Panasonic(パナソニック)
日本の大手家電メーカーであるパナソニックは、ドライブレコーダーなどの精密機器も販売しています。
ユーザーの使いやすさを重視したドライブレコーダーの機能性が大きな特徴。形状は前後2カメラを基本とし、暗いところでもしっかり撮影できる性能や駐車録画機能といったあると便利な機能もしっかり搭載。
さらに、パナソニックのカーナビと連携すれば、録画映像をナビの大画面で確認できるといった便利機能も使い勝手がいいです。
コムテック|精密機器を主に取り扱うメーカー
日本メーカーのコムテックは、ドライブレコーダーやレーダー感知器などの精密機器をおもに取り扱っています。
長年ドライブレコーダーを販売しているので、シンプルなフロント用から前後2カメラ、360度タイプまで多彩な商品がラインナップしているのが特徴です。
幅広いタイプの製品を検討したい人は、チェックしてみましょう。
ケンウッド|車載機器メーカー
ケンウッドは、日本ビクターと統合したJVCケンウッドとしてカー用品やオーディオ機器などを販売しています。
独自に開発してきたビデオカメラの技術力を活かしながら、高精細な映像を撮影できるドライブレコーダーを取りそろえているのが特徴です。
映像の鮮明さにこだわって選びたいときにはぴったりのメーカーでしょう。
パイオニア|カロッツェリアブランド
スピーカーの製造からスタートしたパイオニアは、カーエレクトロニクスや音響機器などさまざまな事業をおこなっている大手メーカーです。
ドライブレコーダーは、「カロッツェリア」というブランドで展開されています。
フロント用や前後2カメラ型のほか、カーナビと連動したタイプや後方撮影専用のリアカメラなどもラインナップしています。
ユピテル|映像・無線技術にすぐれたメーカー
ユピテルは、国内メーカーのなかでもとくに長くドライブレコーダーを手がけてきた企業です。
フロント用や2カメラタイプ、360度タイプの製品などが豊富にラインナップしていて、幅広く選べるのが魅力。
夜間でも鮮明に記録できるよう工夫された「スーパーナイト」シリーズなど、機能にこだわったモデルもあります。
セルスター工業|自動車用品メーカー
セルスター工業は、自動車用品などを取りそろえている日本メーカーです。
国内にある自社工場で部品実装から組み立てまで一貫しておこなっているなど、品質重視の生産体制が特徴。
ミラータイプや360度タイプなど、さまざまな種類のドライブレコーダーを展開しており、ニーズや予算に合った機能の商品が見つけやすいでしょう。
アンケート結果から読み解く
購入してよかったポイント
今回、マイナビニュース・ウーマン会員計304名に向けてドライブレコーダーについてのアンケートを実施し、「ドライブレコーダーを持っている」と回答した199名へ調査いたしました。
その中で、ユーザーに「購入してよかったポイントや外せない機能」と「もっと重視すればよかったポイント」についてお聞きしました。
上位の3つの項目をまとめると下記のようになります。
「購入してよかったポイントや外せない機能」
▼カメラの視覚範囲はできるだけ広いほうが望ましい
▼はっきりとした画像を得るためには画素数が重要
▼取り付けが楽だと使いやすい
「もっと重視すればよかったポイント」
▼カメラの視覚範囲が狭いと期待したほどの効力が得られない
▼画素数が低いと必要な情報を読み取れない
▼駐車監視機能がないと不安
それぞれの口コミも下記でご紹介いたします。
Q:購入してよかったポイントや外せない機能を教えてください。(複数回答/5つまで)
購入してよかったポイントとしては上記のようになりました。
▼カメラの視覚範囲はできるだけ広いほうが望ましい
ドライブレコーダーを購入するうえで外せない機能として、「カメラの視覚範囲」が最も票を集めました。「カメラの視覚範囲」についての口コミは以下のとおりです。
【エキスパートのコメント】
【ユーザーの口コミ】
・全方向録画なので安心感がある
・当て逃げに対策するため
・事故の場合の証拠としては綺麗に広範囲を撮したいからです。
・やはり全方位を監視できる方が安心できるので、画角にはこだわった。
・事故を考えると、範囲が広いと安心できる
・運転中以外での当て逃げやいたずらにも対応できるカメラが良いと思ったので安心できる。
・録画する際になるべく死角を少なくしたかったので。
・どの角度で、事故が発生するかわからないため、広角を選んだ
口コミの内容をみると、死角を減らして事故などの証拠映像を確実におさめるために、「カメラの視覚範囲」を重視していることがわかります。
近年、ドライブレコーダーの需要が高まっている理由の1つに運転中のトラブルの増加があるため、「カメラの視覚範囲」が圧倒的な1位になるのも頷けます。
▼はっきりとした画像を得るためには画素数が重要
「カメラの視覚範囲」に次いで、「画素数」がドライブレコーダーに外せない機能であるという結果がでました。「画素数」の口コミとして、以下のものが挙げられます。
【エキスパートのコメント】
【ユーザーの口コミ】
・しっかりとした、画質で安心感があります。
・画素数が粗いとせっかく撮っても見えないと意味がない。
・暗い場所でも、画像がきれいに見えていることは重要
・夜に運転することも多く、映像がクリアでなければ価値が半減する。
いくら「カメラの視覚範囲」が広くても、見にくい画像では意味がありません。基本的に、画素数の数値が高いほど細かな部分まで鮮明な映像を撮れるので、「画素数」を重視する方が多い傾向にあるようです。
ただし、夜の暗い中での運転が多い方は、「画素数」にこだわるだけでは必要な映像は撮れない可能性があります。夜間の撮影に特化した機能が付いているかも、あわせて確認したほうがよいでしょう。
▼取り付けが楽だと使いやすい
トップ2と比べると票は少ないものの、「取り付けやすさ」もドライブレコーダーを購入してよかったポイントに挙げられています。ユーザーの口コミを見てみましょう。
【エキスパートのコメント】
【ユーザーの口コミ】
・自分で取り付けたので、取り付けが楽なのがよかった
・設置が簡単な商品でないと自分一人で取り付けられないから
・自分で取り付けるので、できるだけ簡単そうなヤツにしました
記事冒頭の「ドライブレコーダーの購入・取り付けについて」のアンケート結果によると、ドライブレコーダーを購入した多くの方がプロの人に取り付けてもらっていました。ただ、なかには自分で取り付けている方もいるため、「取り付けやすさ」もある程度は重視されているようです。
おそらく、今使っている車に後からドライブレコーダーを取り付ける際、プロの人に依頼する手間を省くために、自分でも取り付けられるタイプのものを探したと考えられます。
アンケート結果から読み解く
もっと重視すればよかったポイント
Q:購入後に気づいた、「もっと重視しておけばよかった」というポイントや機能を教えてください。(複数回答/5つまで)
ここでは、もっと重視すればよかったポイントについてのアンケート結果をご紹介いたします。
様々なユーザーが後悔したポイントでもあるため、購入する際はぜひチェックし、参考にしてくださいね。
▼カメラの視覚範囲が狭いと期待したほどの効力が得られない
ドライブレコーダーに外せない機能の第1位に挙げられていただけに、「カメラの視覚範囲」で後悔する羽目になった方も多いようです。ガッカリの具体的な内容は以下のとおりです。
【エキスパートのコメント】
【ユーザーの口コミ】
・カメラにうつらない場所があるので、視覚が広い方がいいなと思った
・実際に映像を見てみると、意外と視野が狭く感じます
・前後のカメラだけで通常は十分だと思うが、歩行者の道から、道路の車体に向かって、手で叩き付ける行為をして来た人がおり、その事案の場合、加害者が常に車体の横からだった為、警察に届けた時、叩いている瞬間が見辛かった
口コミからすると、「カメラの視覚範囲」が狭く死角が生じたために、期待していたほどの効力が得られなかったと感じている方が多いことがわかります。
なかには、交通事故などの証拠映像とする際に肝心な部分が見づらかったと、実際に困った経験がある方もいました。
▼画素数が低いと必要な情報を読み取れない
「カメラの視覚範囲」と同様に、「画素数」もドライブレコーダーに外せない機能と考えられているため、軽く考えると後悔することになるようです。購入後にガッカリしないよう、下記の口コミを参考にしましょう。
【エキスパートのコメント】
【ユーザーの口コミ】
・ブロックノイズがあったり、車両ナンバーが読みにくいなど問題があった
・画質が悪いと本当に見えない
・相手の顔も鮮明にはっきりわかるように画素数が高いほうがいいと思った
・画素数にはあまり詳しくなかったので気にしていなかったのですが 後で思うと 鮮明に映るためには 必要なものだと思いました
・画素数が低くてナンバーがよく分からなかった
「画素数」が低く画像が粗いドライブレコーダーであったために、車両ナンバーや相手の顔などの必要な情報を読み取ることができなかったという経験をもつ方は意外と多いようです。
画像の鮮明さは画素数に大きく左右されます。ドライブレコーダーのおもな利用目的は証拠映像を残すことなので、特にこだわりがないという方も、できるだけ画素数が高いものを選ぶようにしましょう。
▼駐車監視機能がないと不安
ドライブレコーダーの証拠映像が必要になるのは、運転中だけではありません。駐車時のトラブルが実際に発生してから、「駐車監視機能の有無」にこだわらなかったことを後悔する方がいるようです。下記の口コミを見て、同じ後悔をしないようにしましょう。
【エキスパートのコメント】
【ユーザーの口コミ】
・自分が乗っていないときが一番不安
・駐車中にぶつけられたことがあるから
・駐車中に車に擦り傷ができていたことがあったからです。
・駐車監視があれば、エンジンを切っていても録画されるのだろうから、スーパーやモールで停めているときも安心なのだろうなと思った。
・あおり運転をされるより、がら空きの駐車場で、入口からもはるかに離れて不便な場所に止めたのにも関わらずドアパンチをくらったことがある
・以前コンビニに車を止めている間にいたずらされて泣き寝入りしたことがあります。
・駐車中の監視があればイタズラされた際に対応しやすい。
運転中の事故などに備えてドライブレコーダーを取り付ける方が多いですが、実は駐車時にも被害を受ける可能性があるのです。
例えば、駐車してあった車にぶつけられたりイタズラされたりしても、証拠映像がなければ泣き寝入りになる可能性が高まります。
「カメラの視覚範囲」や「画素数」と比べて忘れられがちな機能ですが、常に車を見張っていられるわけではないので、ドライブレコーダーの「駐車監視機能」はかなり有用です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)