味坊集団は8月8日、蒸し料理に特化した新店舗「蒸籠味坊(じょうりゅうあじぼう)」を東京都渋谷区の代々木上原にプレオープンした。

  • 炒め物はほとんどなく「蒸」「煮」などの技法を使う

同店は、「蒸す」と言う料理法に特化した日本初の「中国式蒸し料理専門店」。

中華料理と言うと「脂っぽい、味が濃い、炒め物」のイメージを持つ人も多いが、それらは中華料理の一部分で、あっさりとした料理も多いという。その中でもヘルシーで、旨味が凝縮されているのが「蒸し料理」。中国は蒸し物の技法が発達しており、気軽な物からごちそう料理まで多くの蒸し料理が中国には存在している。

提供するメニューは、魚の広東風蒸し物「鼓油皇蒸魚」(重さによって価格が異なる)、豚バラと干し野菜の蒸し物「梅菜扣肉」(1,200円)、イカと干し野菜醤油蒸し「干菜醤墨魚仔」(1,000円)など。

  • 魚の広東風蒸し物「鼓油皇蒸魚」(重さによって価格が異なる)

  • 豚バラと干し野菜の蒸し物「梅菜扣肉」(1,200円)

  • イカと干し野菜醤油蒸し「干菜醤墨魚仔」(1,000円)

代表的なメニューは蒸し料理だが、そのほか冷菜、漬物、点心、逸品料理なども取りそろえる。料理の特徴として、蒸し料理以外も炒め物ではい中華料理の魅力を広めるラインナップとなっている。