チキンナゲットは“おかず”なのか? それとも……。
8月24日、ローソンストア100から気になる商品が発売されました。その名も「チキンナゲット弁当」。おかずをあえて1種類に絞った「だけ弁当」シリーズの第5段で、価格は216円です。
「だけ弁当」はローソンストア100の人気お弁当シリーズで、これまで「ウインナー弁当」「ミートボール弁当」「のり磯辺揚弁当」「白身フライ弁当」を発売しています。
「だけ弁当」シリーズの発案者・林さんは、学生の頃にお母さんが作ってくれたお弁当のナゲットを「もっとたくさん食べたいと思っていた」ことから「チキンナゲット弁当」の企画を考案。「チキンナゲットはご飯に合わないのでは」と社内で難色を示されるも「同じ思いの人は必ずいるはず! 」と譲ることなく発売にこぎつけたのだとか。日向小次郎ばりの強引なドリブル!
チキンナゲットはご飯に合うのか? それとも合わないのか? その真相を確かめるべく、筆者も早速食べてみることにしました。
パッケージをチェック
まずはざっとパッケージ周りを見ていきたいのですが……透けて見える中身は本当に白米とチキンナゲットのみ。お漬物さえ入っていないガチの割り切り仕様です。カロリーは413kcalなのでダイエット中ならこのお弁当ひとつで丁度よいサイズ感かもしれません。
ちなみに、チキンナゲットにかかっているソースはシンプルなケチャップ。リリースによると、開発段階ではバーベキューソースやハニーマスタードなどをあれこれ試したそうなのですが、最終的に「お母さんがナゲットにかけるのはケチャップでしょう」とケチャップに決まったのだとか。決定の基準が全部お母さん!
実食
食べてみました。遠慮ない量のケチャップがかかっているナゲットは、酸味が効いたどこか懐かしい味わい。鶏肉の甘みと相まって、ぐいぐい白飯が進撃してきますね。さて、「チキンナゲットはご飯のおかずになるのか? 」筆者の個人的な感想としては、「アリ寄りのアリ」とお伝えしたいです。異論は認める。
この「だけ弁当」シリーズ、よく考えられているなーと思うんですけど、おそらく別のお惣菜と組み合わせて食べることを想定しているんですよ。ローソンストア100はお惣菜が充実していて、唐揚げやメンチカツなどの主菜、ひじきやきんぴらごぼうなどの副菜、サラダなどなどなど別途購入も可能。要するに「好きなように組み合わせて自分で好みの弁当にしてくれ」。そのベースとなるのがこの「だけ弁当」ということなんだと筆者は考えます。
「チキンナゲット弁当」が216円、そこに副菜をひとつ買ってもワンコイン以内で収められます。筆者は「ほうれん草のごま和え」(108円)をチョイスしてみました。これで全部合わせても324円だもんなあ。……安いぃ!