ベンチャーサポートグループは8月24日、ベンチャーサポート相続税理士法人が実施した「相続税対策」に関する実態調査の結果を発表した。調査は5月18日〜19日、60歳以上の男女1,014人を対象に行われたもの。
まず、相続や相続税に対する準備(相談や書類の用意など)をいつ頃から行っていたかを聞いたところ、多かった回答は「10年以上前」(25.4%)、「3年〜4年前」(22.1%)であった。
具体的な相続税対策をしている人は、70.5%。具体的には、「生前贈与(相続財産を減らす)」が53.6%で最も多く、以下「生命保険金などの非課税枠の利用」が36.6%、「生前に墓地や仏具などを購入」が15.4%で続いた。
相続税対策を行った際に専門家に相談や依頼をした人は、35.5%であった。