ビザ・ワールドワイド・ジャパンは8月24、MMDLaboが運営するMMD研究所と共同で実施した「高等学校の金融教育必修化に関する意識調査」の結果を発表した。調査は6月24日～28日、15歳～69歳の全国の男女5万人を対象にインターネットで行われた。
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直近1年間における現金とキャッシュレスの利用比率
高校生1,534人と高校生の親2,503人を対象に、直近1年間で利用している支払方法を聞いたところ、高校生は「現金」が88.0%と最も多く、次いで「QRコード(バーコード)決済」(31.9%)、「カード型の電子マネー」(23.0%)という結果に。一方、高校生の親は「現金」が78.8%と最も多く、次いで「クレジットカード」(73.1%)、「QRコード(バーコード)決済」(53.0%)と続いた。
また、直近1年間における現金とキャッシュレスの利用比率をみると、高校生は「現金のみ利用」が47.3%、「現金とキャッシュレスの併用利用」が40.6%、「キャッシュレスのみ利用」が12.0%。一方、高校生の親は「現金のみ利用」がわずか10.0%、「現金とキャッシュレスの併用利用」(68.8%)が7割を占め、「キャッシュレスのみ利用」が21.2%だった。
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お金の管理について
続いて、高校生1,534名を対象に、お金の管理について聞いたところ、50.1%が「自分で管理している」と回答。管理方法については、「財布の中身のみで残高を確認している」(29.3%)、「銀行口座の残高をアプリで確認して管理している」(21.7%)、「紙媒体(家計簿･お小遣い帳など)で管理している」(20.2%)が上位に。
また、高校生481人を抽出し、お金の管理で意識していることを教えてもらったところ、「お金を貯めるために節約を意識している」(23.1%)が最も多く、次いで「お金を使う時は計画的に使うようにしている」(22.9%)、「将来必要となるお金について､考えるようにしている」(20.2%)と続いた。
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自分名義の銀行口座の所有について
高校生1,534人を対象に、自分名義の銀行口座の所有について聞いたところ、61.7%が「所有している」と回答。また、高校生481人と高校生の親1,000人に対し、国際ブランド(Visa、JCB、Mastercardなど)がついているデビットカードを15歳もしくは16歳以上から利用することができることを知っているかと聞いたところ、高校生の認知率は20.0%、高校生の親が16.9%となった。
また、デビットカード未利用の高校生475人とデビットカード未利用の高校生の親906人を対象に、国際ブランドのデビットカードの利用意向について聞いたところ、高校生の利用意向は32.8%、高校生の親は15.6%だった。
