シロカは8月25日、豆と水の計量から挽く・蒸らす・淹れるといった全工程を、ワンプッシュ操作で行える全自動コーヒーメーカー「コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO」(以下、カフェばこPRO)を発表した。10月15日に発売する。

価格はオープンで、店頭予想価格は30,000円前後。カラーはライトグレーとブラック。ライトグレーは、amazonシロカ公式オンラインストアと、シロカ公式ストア楽天市場店での限定モデル。

  • カフェばこPRO(SC-C251)/ブラック

シロカが2019年に発売した「全自動コーヒーメーカー カフェばこ」は、挽く・蒸らす・淹れるが全自動で行えるほか、コンパクトなサイズ感とキッチンになじみやすいデザインが特徴。

今回発表したカフェばこPROは、さらに豆と水の計量も自動化。マグカップに直接抽出できる「じかマグ」機能も新しく搭載し、より手軽にコーヒーを淹れられるようになったモデルだ。サーバーへの抽出は、最大でカップ6杯分まで、本体に保存可能な豆の容量は約200gまで。

  • 豆を保存しておくホッパー

  • マグへ直接抽出する「じかマグ」モード

さらに、刃の角度や形状を見直した新しいコーン式ミルを搭載し、浅煎り豆から深煎り豆まで、より均一に挽けるようになった「こだわり挽き」を採用。これにより、挽きムラを抑え、雑味の少ないコーヒーを抽出できるとする。

  • コーヒー粉にも対応

挽き目は細挽きから粗挽きまで、好みに合わせて無段階で調節可能。抽出時の温度は、浅煎り豆用の高温帯(約94度)と、深煎り豆用の低温帯(約84度)から選べ、豆に適した温度で抽出できる。

  • 挽き目は本体ダイヤルで調節する

本体のドリッパーとバスケットは一体型で、取り外して丸洗いできる。シャッターが開き、ブラシで掃除したミル内部の粉を落とせる「ミルお手入れモード」などを用意。

  • バスケット(上)と給水タンク(下)は両方取り外して、そのまま洗える

コーヒー抽出時にサーバーがセットされていない場合は、コーヒーが本体からあふれ出さないようにする「サーバー検出機能」を搭載。このほか、給水タンク内の交換するタイミングを知らせる「水かえサイン」や、給水タンクと本体内の水を自動で排出する「クリーニングモード」も備え、衛生的に使える。

  • 左からブラックとライトグレー

デカフェ豆をゆっくりと低温で抽出する「デカフェ専用コース」や、挽き目ごとの挽き量調節、ミルを単独で使える「ミルのみモード」といった、ユーザー好みの味や飲み方に対応する機能も新たに搭載する。

本体サイズはW166×D273×H421mm(サーバー含まず)、重さは約4.1kg(サーバー含む)。容量は約830mL。消費電力は750W。電源コード長は1.2m。保温機能は30分。抽出方式はドリップ方式。お手入れブラシが付属する。