ライズ・スクウェアは8月24日、「社会人になってから取り組んだ勉強に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は7月26日~8月4日、社会人の男女416人を対象に、インターネットで実施した。

  • 社会人になってから勉強に取り組んだことがありますか

社会人になってから勉強に取り組んだことがあるか尋ねたところ、89.2%が「ある」と回答した。

  • 社会人になってから取り組んだ勉強内容

社会人になってから取り組んだ勉強内容について聞くと、最も多い回答は「OAスキル」(96人)だった。理由は「Excelのスキル。販売から営業事務に部署異動し、業務で使用する機会が増えたから」「WordとExcel。スキルを習得すれば、より効率的に仕事ができるから」などだった。

2位は「語学・翻訳」(63人)となった。「仕事で海外の方とやり取りする機会があったため」「転職先候補の募集要項に、必要なTOEIC点数の提示があったから」など、仕事で必要だったという理由が多かった。

3位は「簿記・会計」(59人)だった。理由は「給与に資格手当がつくから。また希望部署への異動に必須だったから」「資格として持っていた方が転職に使えると思った」など、仕事や転職で役に立つという意見が目立った。

  • 社会人になってから取り組んだ勉強方法

社会人になってから取り組んだ勉強方法を聞くと、1位は「本で勉強した」(216人)だった。「書店でいくつか簿記の参考書と問題集を購入し勉強した」「住福祉環境コーディネーター3級試験のテキストを読んだ」のほか、「参考書とYouTubeが連動しているものを使った」など、別の学習法と組み合わせている人も見られた。

2位は「スクール・講座に通った」(77人)だった。「短期集中の英会話教室に通った」「商工会議所が主催するVBA初級・中級講座に通った」など、さまざまなタイプのスクール・講座を活用しているという声も目立った。

3位は「インターネットで調べた」(48人)となった。「ネットライティングについて、ホームページをひたすら読み込む」「簿記に関してはネット上にあるサイトや過去問を見ながら自主学習しています」など、無料で利用できるコンテンツを利用している人も多かった。

  • 今後やってみたい勉強

また、勉強するタイミングで最も多かったのは「休日」(51.5%)で、「夜・終業後」(45.8%)、「通勤中・移動中」(15.6%)と続いた。また今後やってみたい勉強は、「語学・翻訳」(72人)が最も多く、2位は「プログラミング」(51人)、3位は「OAスキル」(32人)、4位は「簿記・会計」(31人)という結果になった。