アプリ開発ベンチャーのbondaviは8月25日、Web上で表示された苦手な言葉をひよこに変換することで、現代人を傷つく言葉から守るサービス「ひよこフィルター」を公開した。Google Chromeなどのブラウザで動作する拡張機能で、価格は無料。
ひよこフィルターは、あらかじめ登録した苦手な言葉を「ぴよぴよ」と変換して表示するブラウザ拡張機能。ひよこをクリックすると変換前の言葉を表示できるため、心の準備をした上で文章を読めるとしている。キーワードの変換は、PCブラウザで閲覧できるあらゆるWebサイト(Gmail、 Twitterなど)に適用される。
開発のきっかけは、アプリの開発において「厳しいユーザーの声も無視できない。しかし、傷つきたくもない」というbondaviの社長の個人的な悩み。試作品についてSNSで言及したところ、同じようにネット社会の言葉の問題に悩む人々の役に立てる可能性が示唆されたため、一般に向けて公開したという。