俳優の玉城裕規が、9月1日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』(毎週木曜20:00~)第8話に出演する。
上川隆也演じるマイペースで空気を読まない刑事・糸村聡が、遺留品から事件を解決していく同作。第8話では、古びたアパートの一室で住人の男性・楠見武(徳井優)が絞殺されているのが見つかる。捜査を始めた特別捜査対策室の面々は、彼が7年前に起きた未解決強盗事件の犯人だと分かり、がく然。かつてその捜査を担当していた特対メンバー・雨宮宏(永井大)は、強盗事件と因縁の深い青年・宮平瞬(玉城)を思い出す。強盗事件の夜、瞬はジョギング中に悲鳴を聞いて被害者宅に助けに入り、犯人ともみあって負傷。そのときのケガによりボクサーとしての夢を断たれていた。
さらに楠見は瞬が働く焼き鳥店の常連客だったという新事実が発覚。雨宮から、楠見が強盗犯だったと聞かされた瞬は驚いたものの、とっくに事件のことなど忘れていたと吹っ切れた様子で話す。そんな中、糸村は遺体が手に握っていた“透明な糸”に興味を抱き、独自の捜査を開始する。
事件の鍵を握る元アマチュアボクサー・瞬を演じる玉城は、『刀剣乱舞』『弱虫ペダル』『ライチ☆光クラブ』などの2.5次元舞台をはじめ、ストリートプレイやミュージカルでも“カメレオン俳優”と呼ばれる大活躍。本作では、挫折し、もがきながら生きてきた若者の苦悩を熱演で表現する。2018年の舞台『魔界転生』で共演経験のある上川と玉城はどんな対峙を見せるのか。強盗事件によって夢を断たれた瞬の、殺人事件への関与は。