江崎グリコは8月23日、「1〜3歳のお子様の体調管理に関する調査」の結果を発表した。調査は7月15日〜17日、20代〜30代の子育て中で有職の男女651人を対象に行われたもの。
まず、毎日の子どもの体調管理に悩んでいるか聞いたところ、「悩んでいる」「どちらかと言えば悩んでいる」と回答した人は合わせて52.5%という結果となった。生まれてから今までで最も体調を崩しやすかった時期については、「1歳以上〜1歳6カ月未満」という回答が39.9%で最多となっている。
「保育施設(保育園・幼稚園・こども園など)の入園時期」に体調を崩しやすくなったという回答は76.5%。子どもの体調不良により、保育施設から急に電話がかかってくる「お迎えコール」の経験者は81.5%となっている。
1年の中で、子どもの免疫対策を最も意識する季節について聞いてみると、「季節を問わず意識している」という回答はわずか30.3%にとどまった。最も意識が高まるのは冬で50.0%、意識が低くなるのは秋で4.1%となっている。
子どもの免疫を高めるために、毎日の生活で具体的に取り組んでいる事があるか尋ねると、21.5%が「すでに取り組んでいることがある」、13.5%が「近いうちに取り組もうと思っており、具体的な方法を決めている」、20.1%が「取り組む必要性を感じていない」と回答。「取り組みの必要性を感じているが、何をしていいか良く分からない」という人も44.9%いた。
子どもの免疫を高めるための家庭での取り組みに関して、50.0%が「それなりにできているが、まだ不十分」と回答している。その理由としては、「手間がかかる」(60.8%)、「時間が無い」(51.4%)が多い。
感染症に対する免疫対策として大切な3つの要素「運動」「食事」「睡眠」それぞれに関して不安の有無を尋ねたところ、「子どもの食事を通した免疫対策」について「不安がある」の回答は83.3%にのぼり、「睡眠に不安がある」(66.0%)「運動に不安がある」(59.9%)を大きく上回った。
また、子どもの免疫を高めるために取り組みたいと思っているが、十分に取り組めていない事については、1位「免疫力向上が期待できる食品をとらせる」(24.3%)、2位「バランスの良い食事をとらせる」(22.1%)という結果となっている。