最近、ひそかなブームになりつつある緑茶をみなさんは知っていますか? 実はサントリーが発売している自販機専用の緑茶「伊右衛門 恋渋」がうまいとSNSなどでちょっとした話題に。そこで、今回はレアキャラ「伊右衛門 恋渋」のコクや味わいを紹介していきます。
■「伊右衛門 恋渋」って何?
サントリーの「伊右衛門 恋渋」(希望小売価格115円)は、同社自販機でしか売られていないアルミ缶タイプの緑茶です。ただし、サントリーの自販機ならどこにでも置いてあるわけではなく、「出会えたらラッキーです」とサントリーの広報さんが言うほどレア商品らしい。実際、筆者も自宅周辺のサントリー自販機をのぞいてみたものの、出会うことができませんでした……。
ですが、偶然にも購入できた人からは「あまり見かけないんだがまた出会いたいお茶」「恋渋美味い」「恋に落ちました」などの声が集まっています! 飲んだ人を虜にしている本商品は、「サントリー緑茶 伊右衛門」シリーズの1つ。特徴はパッケージにもあるように惚れるほどの"渋さ"だと言います。その渋さとは一体どれほどのものなのか……早速、いただいてみました。
■どんな味か試してみた
まずは飲む前に必ず、上下に5回ゆっくり缶を振りましょう。そうすることで、石臼挽き茶葉の味わいが広がるそうです。筆者も注意書きに従い、フリフリしてからコップに緑茶を注ぎます。
色は、これまで見てきた市販のお茶とは違って濃い目のカラー。石臼挽き茶葉を豊富に使用していることから、茶葉由来の濁りがあるようです。
見た目から違いを感じつつ、グビっと飲んでみると、おぉ、渋くて濃い! とっても濃いです! 「渋い・濃い=単に苦みがあるだけ」と思う人もいるかもしれませんが、それとは少し違います。まろやかな茶葉のコクと深みが口に広がり、飲んだあとも美味しさの余韻が続きます。ぐびぐび飲むというよりは、一口ひと口じっくり味わいたくなるような、そんな心地良い後味が印象的です。
■ホットでも味わってみた
続いては、冷えたパターンだけでなく、あたためた"ホットバージョン"もいただきます。缶の容量は340gと約コップ2杯分なので、コールドとホットそれぞれの違いを楽しんでみても◎!
耐熱コップに移し、2分ほどあたためてレンジから取り出すと、なんともお茶の良い香りが鼻をくすぐります。どこか懐かしい香りにほっと一息しながら、お茶をそっと口に運びます。すると、これまた茶葉の濃さに驚き! 豊かな香りも相まってか冷えているときよりも、コクがいくらか増したように感じます。個人的には、より緑茶感を堪能でき、五感で味わえる"ホット"がおすすめ!
■ネクストトレンドになっちゃうかも!?
これまでの市販の緑茶とは異なる本格派「伊右衛門 恋渋」に、次なるトレンドの予感をビシビシ抱きました。
栗やお芋など、これからやってくる秋の食材とも相性ぴったり。そんなレアキャラに出会える確率は、決して高くないので見つけたら即買いを! 一度飲んだら忘れられない、ネクストフィーバー必至の「伊右衛門 恋渋」にぜひ、みなさんも注目してみてください。