スタートアップ企業・Stability AIは、高性能画像生成AI「Stable Diffusion」と、そのAIを使ったサービス「DreamStudio」のベータ版をリリースした。

  • あの「Midjourney」を超える? 画像生成AI「Stable Diffusion」が無料公開に

    DreamStudioベータ版の画面。画像生成AIがここにきて「萌え」や「Kawaii」を理解し始めたという話もあり、ネットは盛り上がっている

「Stable Diffusion」は、最近何かと話題の画像生成AI「Midjourney」を超える画像生成AIだそう。無料で公開されており、商用利用も可能となっている。同AIは、インターネット上の画像とテキストをペアで学習させているそうだ。利用にあたっては、法律に違反するものや、人に危害を加えるもの、誤った情報を広めるものなどを禁止している。記事執筆時点では、「Stable Diffusion」の動作環境は、NVIDIAのチップを推奨しており、今後のアップデートで、AMDやAppleのM1、M2といった他のチップでの動作にも対応するとのことだ。

また同AIを試すことのできるデモサイトも公開している。画像の生成方法は簡単で、イラストのイメージを英語で、記入し「generate image」をクリックし、数十秒待つだけ。イメージに沿った画像が生成される。

  • 試しに、「dog fights with cat in tokyo」で、画像を生成してみた。かなり精巧な画像だ

ネット上では、早速画像を生成する人のほか、「アイコン描いてもらっちゃおー」「絵描けないサイドとしてはこういう技術は本当にありがたい。」「コレはすごい。トレパク問題が一掃されるか、あるいはもっとややこしくなるか」などの声が寄せられた。