ヤフーは8月24日より、同社が運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」において、「製品カタログ」に掲載のない製品情報をユーザー自身が新たに登録できる「製品の登録機能」の提供を開始した。
これまで提供されてきた「製品機能」では、「製品カタログ」に掲載されている製品と出品されたアイテムの紐づけは可能だったが、「製品カタログ」に掲載されていないものの情報を登録することができなかった。今回、「製品カタログ」へユーザーが情報を新規に登録することが可能になるため、出品者と購入者がマッチングしやすくなり、利便性が高まるとしている。
機能リリースの時点では、iOS版アプリのバージョン1.62.0以上で対応。Android版は順次リリース中とのこと。
「製品の登録機能」を利用するには、出品画面の「製品」枠から製品の検索を行い、表示される製品登録の導線から製品登録画面に移動。登録したい製品の情報を入力して登録を行えばOK。
ただし製品の登録を行うには条件があり、登録しようとするユーザーの「良い評価」の割合が95%以上であること、ブロックされた人数が2人以下であることが必要。また、Web版/ミニアプリ版/WEARアプリからはこの機能を利用できない。
登録済みの製品情報の編集も可能だが、PayPayフリマがもつデータをもとに掲載されている製品情報には「こちらの製品は公式に登録された製品です」と表示されており、その情報の編集はできない。
ヤフーは今後も、「PayPayフリマ」のサービス改善・機能追加を通して、ユーザー同士が便利かつおトクに売買が楽しめる世界の構築を目指すとしている。