ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は8月24日、カスタマイズ性を高めたPlayStation 5用「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」を発表した。具体的な発売日や価格は明らかにしていない。
幅広いカスタマイズが可能なPlayStation®5用DualSense Edge™ ワイヤレスコントローラーを公開
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) August 23, 2022
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ドイツで開催されているゲームイベント「gamescom 2022」(会期:現地時間8月24日〜29日)のオープニングライブ配信でも、PS5用新型コントローラー「DualSense Edge」のお披露目の様子を確認できる。
DualSense Edgeは、カスタムコントロールの作成を可能にすることでユーザーのゲームプレイに“Edge”(優位)を持たせるよう設計。既存のDualSense ワイヤレスコントローラーの特徴である、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガー、内蔵マイク、モーションコントロールといった機能を継承しつつ。使い勝手をパーソナライズできるようにしたのが特徴だ。
具体的には、特定のボタン入力のリマッピングや無効化のほか、スティックの感度やデッドゾーン(ゲーム内でアナログスティックが認識されるまでの移動距離)を調整してエイムを微調整可能。トリガーごとに移動距離とデッドゾーンを好みに合わせて調整できるオプションも用意する。
たとえば、対戦型FPSゲームではトリガーの移動距離を短くしてより速く入力を、レースゲームではデッドゾーンを短くして正確なスロットル制御を……といった細かな調整が手動で行える。理想のコントロール設定に調整してプロファイルに保存することで、好みの設定に都度切り替えることも可能だ。
専用のFnボタンにより、ゲーム内のアクションに集中しながら簡単にセットアップを調整可能。あらかじめ設定したコントロールプロファイルのすばやい切り替え、ゲーム音量やチャットバランスの調整、コントローラープロファイル設定メニューへのアクセスにより、ゲーム中に新しいコントロールの設定をしたり、試したりすることもできる。
コントローラーのスティックモジュールは交換可能になり、別売のスティックに付け替えてより長く使えるようにした。また、3種類のスティックキャップ(スタンダード、ハイドーム、ロードーム)を交換することで、グリップと安定性を維持しつつゲーム中の快適な操作を可能にする。さらに背面には新たにハーフドームとレバーの2ボタンを加え、すべてのボタン入力から機能を割り当てられる。
スティックキャップと背面ボタンセットに加え、USB Type-C編組ケーブルも付属。コネクターハウジングを使ってコントローラーにロックすることで抜け落ちにくくした。DualSense Edge ワイヤレスコントローラーと付属品をまとめて収納できるキャリングケースも同梱し、コントローラーをケースに収納したままUSB接続で充電できるという。
PlayStation.Blogでは、DualSense Edgeのデザインをリードしたアートディレクターの栗原大輔氏によるコメントを公開。全文はPlayStation.Blogの記事を参照のこと。