枕を投げ合ったり、ぶつけ合ったりする遊びをした経験を人は多いだろうが、そんな枕で叩き合う世界大会が存在するらしいとネット上で話題となっている。
話題となっているのは、枕で叩き合う世界大会の「PFC(PILLOW FIGHT CHAMPIONSHIP)」だ。総合格闘技の選手やボクサーなどが、リング上で枕を使い、叩き合うというもの。枕で叩き合うため、血を流すようなこともなく、枕を使った技や白兵戦のスリルを楽しむことができるようだ。PFCで使用する枕は、普段寝る時に使用する枕と同じとのこと。違いとしては、枕カバーで、6本のストラップが付いており、そこを持って枕を振り回すのだ。
枕を叩き合っても決着がつかないように思えるが、PFCでは、ポイント制で勝敗を決めている。1ラウンド90秒で3ラウンドまであり、頭部に枕を当てるとポイントを獲得。また、枕攻撃で相手が倒れた場合、足を使ってテイクダウンをすると3ポイント獲得できるようだ。このほか、ルールには相手の腕を掴んでの攻撃は禁止されていたり、テクニカルノックダウンが許可されていたりする。
PFCの公式Twitterが公開している大会映像では、ただ枕をぶつけ合っているだけでなく、フェイントをかけたり、デンプシーロールのような攻撃をしたりしている。案外、熱狂する大会を楽しめそうだ。
Phillip Aughinbaugh and @Brim205 bring the 🔥🔥🔥 at PFC Pound Down on @FiteTV #mma #combatsports #pillowfight pic.twitter.com/c0THwExmMu
— PFC: Pillow Fight Championship (@FightPFC) January 30, 2022
ネット上では「修学旅行の夜w」「壮絶なのに最後絡まって笑いあってるのがほっこり」「寝室で兄弟と喧嘩した時の奴じゃん」などの声が寄せられた。