ライブコマースアプリ「POPO」を運営するポポホールディングスはこのほど、POPO調べ「ライブコマース」販売における興味度調査の結果を発表した。調査期間は2022年8月1~2日、調査対象は1都3県に居住する15歳~60代の個人、有効回答は600人。
ライブコマース販売者、2割が「興味がある」
ライブ配信者になって商品を販売する「ライブコマース」のライブ販売者になることに興味があるか尋ねたところ、「はい」は7%、「少し興味がある」は13%で、「興味がある」との回答は計2割。一方、「どちらでもない」は14%、「興味はない」は66%となった。
興味があると答えた人にその理由を聞くと、1位「副業として確立したい」(34%)、2位「売上(収入)を上げたい」(29%)、3位「新規事業として」(28%)、4位「越境ECとして(円安効果)」(21%)と続いた。
実際に売りたいものについては、1位「わからない」、2位「オリジナル雑貨」、3位「アクセサリー」となり、「ライブコマースをやってみたいが売りたいものが決まってない人が多い」傾向が窺える結果となった。
一方、「興味はない」「どちらでもない」と答えた人にその理由を問うと、1位「販売する商品を持っていない」(33%)、2位「仕組みが良くわからない」(25%)、3位「運用が大変そう」・「儲からなそう」(各17%)となった。3割が販売する商品を持っていないからと答えており、ポポスタッフは「非常に面白い結果となりました。逆を言うと、売りたい物が存在したら、日本のライブコマースはもう少し伸びていくかもしれません」と分析している。