企業説明会やイベントなどに参加すると、企業の名前やキャラクターが入ったボールペンなどを記念品としてもらうことがあります。
みなさん一度は手にしたことがあるかと思いますが、世の中にはこんなユニークな記念品のボールペンもあるようで……
シドニーでの折紙コンベンションの記念に
— 三谷 純 Jun MITANI (@jmitani) August 16, 2022
素敵なペンを頂きました。
折紙好きにはたまらない😆 pic.twitter.com/UYb9nxn2lh
このツイートを投稿したのは、筑波大学のシステム情報系の教授で、一風変わった折紙の設計・制作をされている三谷 純さん(@jmitani)。
三谷さんがツイート内で紹介したボールペンは、シドニーで開催された「折紙コンベンション」でもらったという記念品。
一見普通のボールペンに見えますが、ノックすると、なんとボールペンのボディに立体的なダイヤモンド模様が現れたではありませんか……!
実はこのペン、アメリカの彫刻家兼アーティストのノア・デレッダ(Noah Deledda)さんが考えた「SwitchPen」という名のボールペンなのだそう。キリンのチューハイ「氷結」シリーズの缶を彷彿させますが、その美しさや精巧さはケタ違い。SwitchPenは見る者を虜にする、まさにアートなボールペンだと言えます。
この美しすぎるボールペンは瞬く間に話題となり、2.6万件のいいねを獲得(8月22日時点)。「え? すげぇw カッコいいな」「どうしてこうなるんだ??? 不思議だなあ。」「めちゃくちゃ欲しい」「このペンって昔見た事あったけどCGとかじゃなかったのか」「氷結を思い出したのは私だけではないはず」といったコメントも寄せられました。
ツイ主さんに聞いてみた
美しい造形につい目が奪われてしまいますが、そもそもこのボールペン、一体どういう仕組みで変形しているのでしょうか。ツイ主の三谷さんにお聞きしてみました。
ーーこのペンの模様はどのような仕組みで現れているのでしょう?
ペンの内側に凹凸の表面をしたプラスチックがあって、それに銀のシートが押し付けられるような仕組みになっているようです。
ーー折紙コンベンションの記念とのことですが、折紙でもこのような形状はありますか?
もちろん折紙でも作れる形で、「吉村パターン」と呼ばれています。
ーーこのペンを貰ったご感想を改めてお聞かせください。
ペンの存在は知っていたのですが、実際に手に取ったのは初めてだったので嬉しいです。
ちなみに普段から折紙を作られているという三谷さんは、続けてこのようにもツイートされていました。
帰国してから Twitter にアクセスしたら、いいねが大量で驚いた
こういうデザインでもできたりしないかな
(2021年制作)
(@jmitaniより引用)
こちらは三谷さんが2021年に制作された折紙ですが、なんとこんな複雑な構造なのに、たった1枚の紙から作られているのだとか。
もはや凄すぎて頭が追いつきませんが、こんなボールペンがあったら絶対にほしくなっちゃいますよね。ということで、商品化希望♪
帰国してから Twitter にアクセスしたら、いいねが大量で驚いた
— 三谷 純 Jun MITANI (@jmitani) August 18, 2022
こういうデザインでもできたりしないかな🤩
(2021年制作)https://t.co/K5n5hSbc8r pic.twitter.com/rMi7fY3V4D