近ごろ、食品やサービスにおいて相次ぐ値上げや内容量の減少。さまざまなメディアで取り上げられているため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

そんな価格戦略に言及した映像によって注目を集めているのが、動画クリエイターのながた/ロウアイキュー(@IowlQ)さん。ちょっと切ない未来予想を面白おかしく表現した動画に対し、8月19日時点で2.6万件以上のいいねが寄せられています。

2030年のコンビニケーキの作り方です(@IowlQより引用)

  • (@lowIQより引用)

卵と牛乳、小麦粉などを混ぜて、ケーキのスポンジを焼きます。

  • (@lowIQより引用)

別に作ったバタークリームを、薄く切ったスポンジの上にトッピングするようです。
  • (@lowIQより引用)

出来上がったのは、原価を約1/10に抑えた"2030年のコンビニケーキ”…!?
  • (@lowIQより引用)

かなり薄くなったケーキについて、ツイートのリプライには「今でもショートなのに、更にショートにされていくのか…」「気が重くなりました(動画センスは天才)」といった反響が寄せられています。

しかし、寂しさを感じる方がいる一方で、「これはこれで食べてみたい」とポジティブに捉える方のコメントも。また、「これは高IQ」「深いっすね」など、動画を撮影したながたさんの発想力や表現技法を称賛する声もみられます。

そこで、動画を制作したきっかけやこだわった点を探るべく、ながたさんに詳しいお話を伺いました。

ツイ主さんに聞いてみた

――制作のきっかけは?

最初はイラストのような薄いケーキとして投稿したのですが、「未来のコンビニに売られてそう」というコメントが付き面白いなと思って改めて未来のコンビニケーキというコンセプトでツイッターに投稿しました。

――こだわったポイントは?

こだわりは薄さのぎりぎりを攻めたかったので成形しやすいようバタークリームを使いました。

――多くの反響が寄せられています。

もっとお叱りをいただくかなと思いながら投稿したのですが共感の意見が多く驚きました。


"食品のサイズが小さくなっている"という悲しい現象を、ユーモアを交えながら多くの人に紹介したながたさん。薄くなりすぎたショートケーキ以外にも、ビタミンドリンクを瓶ごと再現したタルトや、海の浅瀬を再現したゼリーなど、遊び心あふれるスイーツの動画を多数投稿されています。

明るい気分の日も、少しどんよりした気分の日も、ながたさんのちょっと変わったレシピ動画をチェックして、くすっと笑ってみてはいかがでしょうか?