映画『TANG タング』(8月11日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が22日に都内で行われ、二宮和也、満島ひかり、三木孝浩監督が登場した。

  • 左から二宮和也、満島ひかり

    左から二宮和也、満島ひかり

同作はイギリスのハートウォーミング小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』の映画化作。ゲーム三昧で妻に捨てられた、ダメ男・春日井健(二宮)はわけあって無職で人生に迷子中だが、ある日、家の庭に突然現れた記憶を無くした不良品ロボット・タングに出会う。迷子同士の運命の出会いは、ポンコツコンビの驚きにみちた壮大な冒険の幕開けとなる。

「今までに二宮が出た映画の中で、泣いている時間が1番長い」という記録を教えられた二宮は「どうやって計ったんだ、すごいですね」と感心し、満島は「涙の粒がすごく綺麗」と絶賛。さらに満島が「二宮さん本当に自然なので、現場でそれに結構……」と話し始めるも、「なんか今日すごいドヤ顔だね」と指摘。二宮が「やめてよまじ!」とツッコむと、満島は「毎回思ってたんだけど」と畳み掛け、二宮は「毎回思ってたの!?」と驚き撃沈していた。

満島について、二宮は「お上手だというのはもちろんありますけど、1番魅力的だなと思うのは、いろんなフォントを持っている感じ。欲しい時に欲しいフォントでセリフを言ってくれる人」と表す。「きれいな言い方から汚い言い方までちゃんとできるし、引き出しって言ったらなんだけど、自分が今このテロップで見たいと思っているようなセリフをちゃんと言ってくれるんで、見ていてもやっていても気持ちいい」と独自の喩えで説明した。

逆に満島が二宮について「撮影の時から、一緒にバラエティに出演したり舞台挨拶だったりまでする中で、本当に優しいと思う。すごい、優しさが」と絶賛すると、二宮は再度"ドヤ顔"でアピール。満島は「大きい。すごく豊かだし、頭が良いし、面白いし、ちょうど良い」と続け、二宮は最後の言葉でまたも撃沈。満島は「見た目がかわいいですよね。だからないのは渋さだけ」と語り、観客からは拍手が起こる。この日は2人の相性を測るクイズも行われ、全問正解とはならなかったものの、さまざまな解答で会場を盛り上げていた。

  • ドヤ顔でカメラアピールをしてくる二宮和也