JR東日本とJR東日本商事は22日、JR東日本社員の撮影した写真を使用したカレンダーと、「撮り鉄コミュニティ」会員から募集した写真を使用した2023年度のカレンダーを販売すると発表した。
JR東日本社員が撮影した写真を使用したカレンダーは、「新幹線編」「通勤電車編」「特急列車編」「東北エリア編」「上越エリア編」を用意。いずれもJR東日本の乗務員区や車両センターに所属する社員により、日頃接する光景を撮りためた写真をまとめたカレンダーとなっている。B3サイズの壁掛けタイプで、価格は2,200円。
「新幹線編」は、JR東日本の5方面の新幹線(東北・上越・北陸・秋田・山形新幹線)をすべて網羅し、試験車両E956形「ALFA-X」や懐かしの200系のカラーを再現したE2系も掲載。「通勤電車編」は、引退から27年を経て復元されたクモハ12形が登場するほか、車両センター内で撮影された貴重な風景や車両の並びを数多く掲載している。
「特急列車編」は、人気の185系や、お召し列車を牽引した経歴を持つ機関車の貴重な写真などを掲載。全車両グリーン車の「サフィール踊り子」2編成による珍しい並びを表紙に採用している。
「東北エリア編」は「SL銀河」(C58形239号機)を表紙に掲載し、東北地方の6県(青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県)を走る列車を収録。いまは懐かしいキハ40系気動車も数多く登場する。「上越エリア編」は、高崎車両センター構内で撮影した185系を表紙に採用し、2022年に引退した115系や蒸気機関車の力強く走る姿も収録。その他、新潟ゆかりのカラーリングとなった車両も数多く登場する。
「撮り鉄コミュニティカレンダー」は、A5サイズ卓上カレンダー(1種類)として、1,430円で販売。八ヶ岳をバックに桃源郷を走る485系「華」、紫陽花を横目に黒煙を上げる蒸気機関車C61形20号機、花火がホームを彩る上諏訪駅に停車する211系など、ファンならではの視点で撮影された力作を多数収録している。
販売場所は「TRAINIART JRE MALL店」「TRAINIART TOKYO店」「ミュージアムショップ TRAINIART 鉄道博物館店」「TRAINIART アトレ吉祥寺店」。JR東日本社員撮影カレンダーは9月21日、撮り鉄コミュニティカレンダーは2022年10月以降の発売を予定している。