ネクストレベルが運営するWebメディア「マッチングアプリ大学」は8月19日、マッチングアプリ婚活の実情についてのアンケート調査の結果を発表した。同調査は4月28日~5月12日、20代~40代前半のマッチングアプリ使用経験のある男女202人を対象に、インターネットで実施した。
マッチングアプリでの出会いはありかなしかアンケートしたところ、90.1%の男女が「あり」、8.4%が「どちらとも言えない」、1.5%が「なし」と回答した。
「あり」と回答した人からは、「時間をかけずに簡単にできる」「自宅で手軽に恋活を始められる」「出会いの幅を広げられる」というコメントが寄せられた。
一方、「どちらとも言えない」と回答した人からは、「相手が見えないので信用できない」「相手のこれまでの過去が分からない」など、マッチングアプリに対する不安の声があがった。
マッチングアプリで実際に会った人数を聞くと、男女ともに「2~3人」「4~6人」と答えた人が60%を占めた。
また、その後交際に発展した人数を調査したところ、「1人~3人」が63.8%と最も多く、66.8%の男女が1人以上の恋人をつくることができたという結果になった。
さらに、マッチングアプリで出会い付き合った人のなかでも、「結婚した人」と「別れた人」で比較してみると、10人以上と出会った人数は、「結婚した人」は26%、「別れた人」は12.4%となり、マッチングアプリで多くの異性に出会ったほうが成婚につながりやすい傾向があることがわかった。
マッチングアプリはどの目的に対して有効かという質問については、「恋人探しと婚活」と答えた人が70.3%であった。その理由として、「誠実な出会いを期待できる」という意見が寄せられた。また、「どう出会うかより出会った後のほうが大切」と考える人も。
最後に、友人におすすめしたいマッチングアプリを尋ねたところ、「有名で会員数も多い」「様々な人と出会える」などの理由から「ペアーズ」が圧倒的人気で44.1%に。次いで、「with」が17.3%、「Omiai」が14.9%という結果となった。