ASUSがマザーボード「ROG Maximus Z690 Hero」をリコールする。米国消費者製品安全委員会(CPSC)のリコール情報で明らかになった。
ROG Maximus Z690 Heroは、ASUSのゲーミングブランドROG (Republic of Gamers)から昨年末に登場した第12世代Intel Coreプロセッサ対応のハイエンド・マザーボードだ。発売後に北米で数件の熱に関するトラブルの報告があり、今年1月に同社は、生産ラインの1つの製造工程においてメモリコンデンサが逆向きに装着された可能性を報告していた。
CPSCの報告によると、コンデンサが逆向きに取り付けられた製品で、回路ショート、過熱、溶解が起こる可能性があり、発火ややけどの危険がある。リコールの対象は約10,000ユニット。ASUSは、サポートページでシリアル番号を入力してこの問題の影響を受けるユニットかどうかを確認できるようにしている。