メドレーは8月9日、「かかりつけ薬局・薬剤師に関する調査」の結果を発表した。同調査は3月9日、全国の子どもがいる30代から40代の男女300名を対象に、インターネットで実施した。
かかりつけ薬局はあるかを尋ねたところ、64.7%が「ある」と回答した。
薬や症状についてかかりつけ薬局の薬剤師に相談したことがあるか尋ねた。かかりつけ薬局がある人の54.6%、かかりつけ薬局がない人は30.2%が「ある」と回答しており、かかりつけ薬局がある人はより薬局・薬剤師を活用できている傾向があることがわかった。
相談したことがある人にどんなことを相談したか聞くと、「処方薬の服用方法について」(57.3%)が最も多く、「他の薬やサプリメントなどとの飲み合わせについて」(31.9%)、「市販薬の選び方」(29.0%)が続いた。
相談してよかったか尋ねると、96.4%が「よかった」と回答した。よかった理由は、「混雑などの理由で病院では相談できなかったことを、薬剤師から丁寧に説明してもらえた」「サプリメントや他の薬との飲み合わせの心配が解消された」「子どもへの服用のさせかたを丁寧に教えてくれた」などだった。
かかりつけ薬局がある人に、薬を飲み始めた後、体調の変化や副作用などについての薬局への相談や薬局から確認を受けることについての活用意向について尋ねたところ、「すでに活用している」が8.2%、「活用したい」が78.9%と、9割近くが利用に対して前向きであることがわかった。
かかりつけ薬局がある人に、オンライン服薬指導を受け、自宅などへ配送されるサービスがあれば活用したいかを尋ねたところ、81.9%が「すでに活用している」「活用したい」と回答した。
かかりつけ薬局がある人に、処方箋を事前にインターネット経由で受け付けることで、薬局での待ち時間を削減するサービスがあれば活用したいか聞くと、90.7%が「すでに活用している」「活用したい」と答えた。