iPhoneに写真を何枚保存していますか? 数十枚どころか数百枚でもほんの序の口、千を超えている人はザラにいるはず。内蔵ストレージの容量次第の部分もありますが、十万枚を超える人もいるそうですから、撮影した写真の賢い管理術が気になりますよね。
写真を大量に保管する人のトラブルでありがちなのが、「いざというとき必要な写真が見つからない」こと。コンサートの告知ポスターを撮影したが撮影日も撮影場所も覚えていないから予約できない、似たような写真を同じ場所で大量に撮ったからどれがベストだったか見分けるのが大変など、写真が埋もれてしまいがちです。
そんな状況に備えて心がけたいのが、「お気に入り」と「キャプション」の活用です。こまめにアルバムを作成する、似たようなアングルの写真はベストショットを除いて削除するなどの対策もありますが、整理整頓は時間がかかるもの。撮影後に写真アプリでハートマークをタップしてお気に入りに登録するか、「i」ボタンをタップしてキャプションを入力したほうがスピーディーなうえに確実です。
お気に入りに登録された写真は、「お気に入り」アルバムにまとめて表示されます。必要なときはアルバムタブを表示し「お気に入り」を選ぶだけ、すぐに目的の写真が見つかります。不要になったときは、もう一度ハートマークをタップすればお気に入りを解除できるので、手間がかかりません。
文字入力が苦にならないのなら、お勧めは「キャプション」の設定です。キャプションとは写真に付ける見出しやコメントのこと、自分が思いついたままの言葉を入力すればOK。必要なときに写真アプリ(またはSpotlight)の検索機能でサーチすれば、一瞬で発見できます。
なお、写真アプリには保管している写真を分析し、被写体をデータベース化する機能があります。だから「食事」や「動物」、「海」などのキーワードでも目的の写真を見つけ出すことができますが、類似の写真が大量にヒットしてしまう可能性もあるため、キャプションも併用したほうがいいでしょう。